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Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
Interstage

8.3.5 JavaMailセッションの定義項目

定義項目

項目名

省略値

範囲

説明

再起動

JNDI名

  

  • 半角英数字、半角空白、または特殊文字(‘!’、 ‘(’、 ‘)’、 ‘-’、 ‘.’、 ‘/’、 ‘;’、 ‘<’、 ‘>’、 ‘@’、 ‘\’、 ‘^’、 ‘_’、 ‘`’、 ‘{’、 ‘|’、 ‘}’、 ‘~’)

  • 先頭には、半角空白を除く上記の任意の文字を指定可

  • 1~255文字の文字列

JNDI名を指定します。

ストアプロトコル

imap

文字列

使用するストアオブジェクト通信の方法を定義します。以下の値を指定してください。

  • imap: IMAPを使用する場合

  • pop3: POP3を使用する場合

不要

ストアプロトコルクラス

com.sun.mail.imap.IMAPStore

文字列

目的のストアプロトコルを実装するストア通信メソッドクラスを指定します。以下の値を指定してください。

  • com.sun.mail.imap.IMAPStore: IMAPを使用する場合

  • com.sun.mail.pop3.POP3Store: POP3を使用する場合

不要

転送プロトコル

smtp

文字列

トランスポート通信の方法を指定します。以下の値を指定してください。

  • smtp: SMTPを使用する場合

不要

転送プロトコルクラス

com.sun.mail.smtp.SMTPTransport

文字列

トランスポートプロトコルの実装クラスを指定します。以下の値を指定してください。

  • com.sun.mail.smtp.SMTPTransport: SMTPを使用する場合

不要

メールホスト

  

文字列

デフォルトメールサーバーのホスト名。プロトコル固有のホストプロパティが提供されていない場合、StoreオブジェクトとTransportオブジェクトの接続メソッドはこの値を使用します。この名前は実際のホスト名として解決可能である必要があります。

不要

デフォルトユーザ

  

文字列

メールサーバへの接続時に渡されるユーザ名。プロトコル固有のusernameプロパティが提供されていない場合、StoreオブジェクトとTransportオブジェクトの接続メソッドはこの値を使用します。

不要

デフォルトの返信用アドレス

  

文字列

デフォルトユーザの電子メールアドレス。「username@host.domain」の形式で入力します。

不要

デバッグ

false

  • true

  • false

デバッグ情報の出力を指定します。
指定した値はSession Propertyのmail.debugに設定されます。

不要

説明

  

文字列

コンポーネントの説明を入力します。

不要

追加プロパティ

  

■プロパティ名:
半角英数字、マルチバイト文字、または特殊文字(‘-’、‘_’、‘.’、‘/’、‘;’、‘#’)。
先頭には、半角英数字もしくはマルチバイト文字を指定可。
■プロパティ値:
文字列

追加するSession Propertyのキーと値のペアを指定します。定義項目と重複するプロパティを指定した場合はこの定義で上書きされます。指定可能なSession PropertyはJavaMail APIのドキュメントを参照してください。
注) キーに使用する値でピリオド‘.’の部分はハイフン‘-’に置き換えて指定してください。
例) mail.debug は mail-debug と指定。

不要

関連情報

詳細な説明や関連記事については、以下を参照してください。

内容

参照先

機能説明

5.9.2 JavaMailを利用する場合の手順

チューニング方法

  

コマンド

asadminコマンドの以下のサブコマンド
  getサブコマンド
  setサブコマンド
  listサブコマンド
  create-javamail-resourceサブコマンド
  delete-javamail-resourceサブコマンド
  list-javamail-resourcesサブコマンド

asadminコマンドでの定義項目名

resources.mail-resourceの定義項目