ここでは、ログレベルがerrorであるメッセージの意味・対処について、説明します。
注意
CGIプログラムから標準エラー出力されたメッセージは、以下の形式で出力されます。本メッセージは、「メッセージ一覧」/「意味と対処」には存在しないため、CGIプログラムの仕様に従って、対処してください。
[client %s1] %s2
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:CGIプログラムから標準エラー出力されたメッセージ
■メッセージ一覧
(%s1)%s2: ap_listen_open: unable to make socket non-blocking
(%s1)%s2: Child %s3: Failed to acquire the start_mutex. Process will exit.
(%s1)%s2: Failed to create the status display daemon. func=%s3
(%s1)%s2: Failed to resolve server name for %s3 (check DNS) -- or specify an explicit ServerName
(%s1)%s2: make_sock: unable to listen for connections on address %s3
(%s1)%s2: proxy: HTTP: attempt to connect to %s3:%s4 (%s5) failed
(%s1)%s2: proxy: prefetch request body failed to %s3 from %s4 (%s5)
(%s1)%s2: set_listeners_noninheritable: SetHandleInformation failed.
(%s1)%s2: SSL: Failed to generate the certificate monitoring daemon. func=%s3 [%s4]
[client %s1] (%s2)%s3: ap_content_length_filter: apr_bucket_read() failed
[client %s1] (%s2)%s3: copy_brigade_range() failed [%s4-%s5,%s6]
[client %s1] (%s2)%s3: core_output_filter: Error reading from bucket.
[client %s1] (%s2)%s3: file permissions deny server access: %s4
[client %s1] access to %s2 failed, reason: user %s3 not allowed access
[client %s1] client sent HTTP/1.1 request without hostname (see RFC2616 section 14.23): %s2
[client %s1] Forbidden: %s2 doesn't point to a file or directory
[client %s1] LDAP search for %s2 failed: LDAP error: %s3; URI %s4
[client %s1] LDAP search for %s2 failed: SSL error: (%s3, %s4); URI %s5
[client %s1] malformed header from script. Bad header=%s2: %s3
[client %s1] Negotiation: discovered file(s) matching request: %s2 (None could be negotiated).
[client %s1] proxy: error reading status line from remote server %s2
[client %s1] Secure LDAP requested, but no AuthLDAPCertPath directive in config
[client %s1] Secure LDAP requested, but no AuthLDAPSlotPath directive in config
[client %s1] Secure LDAP requested, but no AuthLDAPTknLbl directive in config
[client %s1] Secure LDAP requested, but no AuthLDAPTknPwd directive in config
[client %s1] SSL: Certificate_unknown alert message was received. (%s2,%s3,%s4)
[client %s1] SSL: Couldn't analyze the client CA certificate.(%s2,%s3,%s4)
[client %s1] SSL: Couldn't analyze the client certificate.(%s2,%s3,%s4)
[client %s1] SSL: Couldn't verify the client CA certificate.(%s2,%s3,%s4)
[client %s1] SSL: Couldn't verify the client certificate.(%s2,%s3,%s4)
[client %s1] SSL: Error message received(illegal certificate).(%s2,%s3,%s4)
[client %s1] SSL: Not enough memory for base64 encoding.(%s2)
[client %s1] SSL: The client CA certificate has been revoked.(%s2,%s3,%s4)
[client %s1] SSL: The client CA certificate has no path list.(%s2,%s3,%s4)
[client %s1] SSL: The client CA certificate path is invalid.(%s2,%s3,%s4)
[client %s1] SSL: The client certificate has been revoked.(%s2,%s3,%s4)
[client %s1] SSL: The client certificate has expired.(%s2,%s3,%s4)
[client %s1] SSL: The client certificate has no path list.(%s2,%s3,%s4)
[client %s1] SSL: The client certificate path is invalid.(%s2,%s3,%s4)
[client %s1] SSL: Unacceptable client certificate.(%s2,%s3,%s4)
[client %s1] SSL: Unsupported client certificate.(%s2,%s3,%s4)
[client %s1] Unable to set LDAP_OPT_REFERRALS option to Off: %s2
[client %s1] User bind as %s2 failed: LDAP error: %s3; URI %s4
[client %s1] User bind as %s2 failed: SSL error: (%s3, %s4); URI %s5
An internal error occurred during status display daemon initialization processing. detail=%s1
could not make child process %s1 exit, attempting to continue anyway
server reached MaxClients setting, consider raising the MaxClients setting
SSL: An error has occurred in the SCMI library function.(%s1,%s2) [%s3]
The number of requests received simultaneously reached the value set in the MaxClients directive.
There is already a path with the same name as the named pipe. path=%s1
■意味と対処
可変情報
%s1:ディレクティブ名
意味
ディレクティブ%s1は、サポートしていません。
システムの処理
Webサーバは、継続して運用します。
ユーザの対処
ディレクティブ%s1は、使用しないでください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:Webサーバのプログラム名
%s4:プロセス管理ファイル名
意味
プロセス管理ファイル%s4のオープンに失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:サービス名
意味
Webサーバのサービスのオープンに失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:ディレクティブ名
意味
システムリソースの上限値の取得に失敗しました。
システムの処理
Webサーバは、継続して運用します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:サービス名
意味
デーモンプロセス用の排他資源の作成に失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:サービス名
意味
サービス制御マネージャの起動に失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
意味
ソケットの非プロック化に失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
意味
クライアントとのソケットの接続に失敗しました。
システムの処理
通信プロセスを終了します。Webサーバは、継続して運用します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
意味
クライアントからの接続待ちで異常が発生しました。
システムの処理
通信プロセスを終了します。Webサーバは、継続して運用します。
ユーザの対処
エラー詳細番号%s2を参照して、異常の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:ホスト名
意味
バーチャルホスト%s3の名前解決に失敗しました。
システムの処理
Webサーバは、継続して運用します。
ユーザの対処
エラー詳細番号%s2を参照して、環境定義ファイル(httpd.conf)の<VirtualHost>セクションまたはNameVirtualHostディレクティブに指定したホスト名を確認してください。<VirtualHost>セクションおよびNameVirtualHostディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:デーモンプロセスのプロセスID
%s4:理由情報
意味
通信ソケットの待ち受け状態遷移において、異常が発生しました。
システムの処理
Webサーバは、継続して運用します。
ユーザの対処
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:デーモンプロセスのプロセスID
意味
デーモンプロセス用排他資源の獲得に失敗しました。
システムの処理
デーモンプロセスを再起動します。
ユーザの対処
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:デーモンプロセスのプロセスID
意味
デーモンプロセス用排他資源の解放に失敗しました。
システムの処理
デーモンプロセスを終了します。
ユーザの対処
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:アクセスログファイル名
意味
アクセスログファイル%s3のオープンに失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
出力されたエラー詳細内容%s2を確認し、以下の表を参照して対処を行ってください。
エラー詳細内容%s2 | 意味・対処 |
---|---|
Value too large for defined data type | アクセスログファイル%s3が2Gバイト以上のファイルサイズであったため、オープンに失敗しました。環境定義ファイル(httpd.conf)のアクセスログの設定には、ファイルサイズが2Gバイトより小さいログファイルを指定してください。 |
上記以外の場合 | エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。 |
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:名前付きパイプ名
意味
名前付きパイプ%s3の作成に失敗しました。
システムの処理
状態表示デーモンを終了します。Webサーバは、継続して運用します。
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除き、Webサーバを再起動してください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:関数名
意味
状態表示デーモンの生成に失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除き、Webサーバを再起動してください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:名前付きパイプ名
意味
名前付きパイプ%s3のオープンに失敗しました。
システムの処理
状態表示デーモンを終了します。Webサーバは、継続して運用します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除き、Webサーバを再起動してください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
意味
サービス制御マネージャとの接続確立に失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:IPアドレス
意味
IPアドレス%s3の名前解決に失敗しました。
システムの処理
Webサーバは、継続して運用します。
ユーザの対処
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
意味
通信プロセスの生成に失敗しました
システムの処理
Webサーバは、継続して運用します。
ユーザの対処
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:IPアドレス:ポート番号
意味
ソケットの待ち受け状態遷移に失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
意味
再起動用イベントオブジェクトのリセットに失敗しました。
システムの処理
Webサーバを再起動します。
ユーザの対処
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:デーモンプロセスのハンドル
意味
デーモンプロセス停止用イベントオブジェクトのシグナル状態への設定に失敗しました。
システムの処理
Webサーバを再起動します。
ユーザの対処
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:リモートサーバのIPアドレス
%s4:リモートサーバのポート番号
%s5:リモートサーバのホスト名
意味
リモートサーバへの接続に失敗しました。
システムの処理
ステータスコード“502”(Bad Gateway)で応答します。
ユーザの対処
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:リモートサーバのホスト名/IPアドレス
%s4:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s5:クライアントまたはプロキシサーバなどのホスト名
注意
リモートサーバのホスト名/IPアドレス%s3、およびクライアントまたはプロキシサーバなどのホスト名%s5は、出力されない場合があります。
意味
クライアントまたはプロキシサーバからのリクエストボディの受信に失敗しました。
システムの処理
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
ユーザの対処
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
意味
停止用イベントオブジェクトのリセットに失敗しました。
システムの処理
Webサーバを停止します。
ユーザの対処
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
意味
通信ソケットハンドルのプロパティ情報の設定に失敗しました。
システムの処理
Webサーバは、継続して運用します。
ユーザの対処
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:関数名
%s4:Webサーバ名
意味
証明書監視デーモンの生成に失敗しました。
システムの処理
Webサーバ%s4の起動処理を中止します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除き、Webサーバを再起動してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:エラー詳細番号
%s3:エラー詳細内容
%s4:リクエストURI
意味
コンテンツが格納されているディレクトリへのアクセスが許可されていません。
システムの処理
ステータスコード“403”(Forbidden)で応答します。
ユーザの対処
アクセスを許可する場合は、ディレクトリのアクセス権限を確認してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:エラー詳細番号
%s3:エラー詳細内容
%s4:リクエストURI
意味
コンテンツが格納されているディレクトリやファイルへのアクセスに失敗しました。
システムの処理
ステータスコード“403”(Forbidden)で応答します。
ユーザの対処
出力されたエラー詳細内容%s3を確認し、以下の表を参照して対処を行ってください。
エラー詳細内容%s3 | 意味・対処 |
---|---|
Value too large for defined data type | ファイルサイズが2Gバイト以上のファイルにアクセスしました。 |
上記以外の場合 | エラー詳細内容%s3を参照して、失敗の原因を取り除いてください。 |
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:エラー詳細番号
%s3:エラー詳細内容
意味
出力フィルタの処理において、データの読み込みに失敗しました。
システムの処理
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:エラー詳細番号
%s3:エラー詳細内容
%s4:範囲指定の開始位置
%s5:範囲指定の終了位置
%s6:コンテンツのサイズ
意味
Rangeヘッダフィールド、またはRequest-Rangeヘッダフィールドで指定された開始位置%s4から終了位置%s5のレスポンスデータの作成に失敗しました。
システムの処理
以下のどちらかの処理を行います。
リクエストに指定されたすべての範囲指定の処理に失敗した場合は、ステータスコード“416”(Requested Range Not Satisfiable)で応答します。
リクエストに指定された一部の範囲指定の処理に失敗した場合は、ステータスコード“206”(Partial Content)で応答し、処理に成功した範囲指定のレスポンスデータを返します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s3を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:エラー詳細番号
%s3:エラー詳細内容
意味
出力フィルタの処理において、データの読み込みに失敗しました。
システムの処理
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:エラー詳細番号
%s3:エラー詳細内容
%s4:詳細情報
意味
ディレクトリセクションの処理で異常が発生しました。
システムの処理
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:エラー詳細番号
%s3:エラー詳細内容
意味
リクエストボディの読込みに失敗しました。
システムの処理
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
クライアント%s1に対して、正しいリクエストボディを指定するように指導してください。
リクエストボディ受信中にタイムアウトが発生した可能性があります。環境定義ファイル(httpd.conf)においてTimeoutディレクティブの設定値を確認してください。Timeoutディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:エラー詳細番号
%s3:エラー詳細内容
%s4:要求されたコンテンツのファイル名
意味
要求されたコンテンツ%s2へのアクセスが許可されていません。
システムの処理
ステータスコード“403”(Forbidden)で応答します。
ユーザの対処
アクセスを許可する場合は、ファイルの権限を確認してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:URI名
%s3:ユーザ名
意味
URI%s2を要求したユーザ%s3には、アクセスが許可されていません。
システムの処理
ステータスコード“401”(Authorization Required)で応答します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
環境定義ファイル(httpd.conf)のRequireディレクティブに“user ユーザ名”を指定している場合は、ユーザ名にユーザ%s3が設定されているかを確認します。ユーザ名にユーザ%s3が設定されていない場合で、ユーザ%s3にアクセスを許可する場合は、ユーザ名にユーザ%s3を設定してください。
環境定義ファイル(httpd.conf)のRequireディレクティブに“group グループ名”を指定している場合は、AuthGroupFileディレクティブに指定したファイルに、Requireディレクティブに指定したグループが設定されているか、かつそのグループにユーザ%s3が設定されているかを確認します。ファイルにグループ/ユーザ%s3が設定されていない場合で、ユーザ%s3にアクセスを許可する場合は、ファイルにグループ/ユーザ%s3を設定してください。
なお、RequireディレクティブおよびAuthGroupFileディレクティブの設定については、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:要求されたコンテンツ
意味
要求されたコンテンツ%s2は、ディレクトリです。
システムの処理
ステータスコード“404”(Not Found)で応答します。
ユーザの対処
クライアントに対して、正しいURIを指定するように指導してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リクエストURI
意味
HTTP/1.1の必須ヘッダであるHostヘッダが指定されていません。
システムの処理
ステータスコード“400”(Bad Request)で応答します。
ユーザの対処
クライアントに対して、Hostヘッダを指定するように指導してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リクエストURI
意味
HEADメソッドに必要なHTTPバージョンが指定されていません。
システムの処理
ステータスコード“400”(Bad Request)で応答します。
ユーザの対処
クライアントに対して、リクエスト行にHTTPバージョンを指定するように指導してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
意味
Hostヘッダの指定に誤りがあります。
システムの処理
ステータスコード“400”(Bad Request)で応答します。
ユーザの対処
クライアントに対して、正しい形式でHostヘッダを指定するように指導してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リクエストURI
意味
リクエストヘッダに誤った認証タイプが指定されています。
システムの処理
ステータスコード“401”(Authorization Required)で応答します。
ユーザの対処
クライアントに対して、正しい認証タイプを指定するように指導してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
意味
WebDAVリクエストのリクエストボディの読込みに失敗しました。
システムの処理
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
クライアント%s1に対して、正しいリクエストボディを指定するように指導してください。
リクエストボディ受信中にタイムアウトが発生した可能性があります。環境定義ファイル(httpd.conf)においてTimeoutディレクティブの設定値を確認してください。Timeoutディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:要求されたパス名
意味
要求されたURIの末尾がスラッシュ(/)で指定されましたが、この場合に検索対象として設定しているファイル(DirectoryIndexディレクティブの設定値)が存在していません。また、ディレクトリリスト(ディレクトリの内容一覧)の自動生成は、無効として設定されています。
注意
URIの末尾にスラッシュ(/)を指定していない場合でも、自動的に末尾にスラッシュ(/)が付加されることがあります。
システムの処理
ステータスコード“403”(Forbidden)で応答します。
ユーザの対処
以下のいずれかの対処を行ってください。
クライアントに、リクエストにファイル名を付加して指定するように指導してください。
URIの末尾にスラッシュ(/)が指定された場合に、検索対象のファイルで応答する場合は、要求するパス%s2配下に、環境定義ファイル(httpd.conf)のDirectoryIndexディレクティブに指定したファイルを格納してください。
ディレクトリリストを表示させる場合は、環境定義ファイル(httpd.conf)のOptionsディレクティブにIndexes(またはAll)オプションを指定して、ディレクトリリストの自動生成が有効となるように設定してください。
なお、DirectoryIndexディレクティブおよびOptionsディレクティブの詳細については、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:要求されたコンテンツ
意味
要求されたコンテンツ%s2は、存在しません。
システムの処理
ステータスコード“404”(Not Found)で応答します。
ユーザの対処
出力された要求されたコンテンツ%s2を確認し、以下の表を参照して対処を行ってください。
要求されたコンテンツ%s2 | 意味・対処 |
---|---|
favicon.ico | Webブラウザ上(お気に入り、アドレスバー、タブなど)に表示するために必要なアイコンが存在しません。 |
上記以外の場合 | クライアントにおいて誤ったURIが指定された可能性があります。 |
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:要求されたコンテンツ
意味
要求されたコンテンツ%s2は、ファイルやディレクトリではありません。
システムの処理
ステータスコード“403”(Forbidden)で応答します。
ユーザの対処
コンテンツの配置を確認してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リクエスト行
意味
リクエストメソッドの指定に誤りがあります。
システムの処理
ステータスコード“501”(Method Not Implemented)で応答します。
ユーザの対処
クライアントに対して、正しいメソッドを指定するように指導してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リクエスト行
意味
URIの指定に誤りがあります。
システムの処理
ステータスコード“400”(Bad Request)で応答します。
ユーザの対処
クライアントに対して、正しいURIを指定するように指導してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リクエストURI
意味
リクエストURIの指定に誤りがあります。
システムの処理
ステータスコード“400”(Bad Request)で応答します。
ユーザの対処
クライアントに対して、正しいリクエストURIを指定するように指導してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:検索フィルタ
%s3:LDAPエラーメッセージ
%s4:URI
意味
ディレクトリサーバへのエントリ検索に失敗しました。
ユーザの対処
Webブラウザの利用者に対して、正しいユーザIDを入力するように指導してください。それでも解決しない場合はLDAPエラーメッセージ%s3を参照して、失敗の原因を取り除いてください。LDAPエラーメッセージについては、“98.1 LDAPエラーコード”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:検索フィルタ
%s3:SSLエラーコード
%s4:SSLエラー詳細コード
%s5:URI
意味
ディレクトリサーバへのエントリ検索に失敗しました。
ユーザの対処
SSLエラーコード%s3を参照して、失敗の原因を取り除いてください。SSLエラーコードについては、“98.2 SSLエラーコード”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:CGIから応答されたヘッダ
%s3:CGIプログラムパス名
意味
CGIプログラム%s3から返却されるレスポンスヘッダ%s2に、コロン(:)がありません。
システムの処理
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
ユーザの対処
CGIプログラム%s3から返却されるレスポンスヘッダ%s2に誤りがないかを確認してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リクエストURI
意味
AuthNameディレクティブを指定する必要があります。
システムの処理
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
ユーザの対処
環境定義ファイル(httpd.conf)においてAuthNameディレクティブを設定してください。AuthNameディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:要求されたコンテンツ
意味
要求されたコンテンツ%s2は、存在しません。クライアントにおいて誤ったURIが指定された可能性があります。
システムの処理
ステータスコード“404”(Not Found)で応答します。
ユーザの対処
クライアントに対して、誤ったURIが指定されていないかを確認してください。URIに誤りがある場合は、正しいURIを指定するように指導してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:CGIプログラム名
意味
CGIプログラムが出力したヘッダ情報を最後まで受信できませんでした。
システムの処理
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
CGIプログラムを確認してください。
CGIプログラム実行中にタイムアウトが発生した可能性があります。環境定義ファイル(httpd.conf)においてTimeoutディレクティブの設定値を確認してください。Timeoutディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:詳細情報
%s3:リクエストURI
意味
以下の原因が考えられます。
詳細情報%s2が“user credentials contained invalid character”の場合、プロキシへのリクエスト%s3のユーザ名/パスワードに不正な文字が指定されています。
上記以外の場合、プロキシへのリクエスト%s3において、エラーが発生しました。
システムの処理
以下のステータスコードで応答します。
詳細情報%s2が“user credentials contained invalid character”の場合:ステータスコード“400”(Proxy Error)
上記以外の場合:ステータスコード“400”/“401”/“403”/“404”/“501”/“502”/“503”(Proxy Error)
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
詳細情報%s2が“user credentials contained invalid character”の場合、クライアント%s1に対して、正しいユーザ名/パスワードを指定するように指導してください。
上記以外の場合、詳細情報%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リモートサーバのホスト名/IPアドレス
注意
クライアントまたはプロキシサーバからrefererヘッダを受信した場合は、リモートサーバのホスト名/IPアドレス%s2のあとに“, referer: %s3”(%s3:refererヘッダの値)が出力されます。
意味
リモートサーバからの応答においてステータスラインの読込みに失敗しました。
システムの処理
ステータスコード“502”(Bad Gateway)で応答します。
ユーザの対処
以下の値を確認してください。
環境定義ファイル(httpd.conf)のTimeoutディレクティブの設定値
リモートサーバからの応答時、アクセスログに出力された項目「リクエストを受け付けてから処理が完了するまでの時間」の出力結果
上記の値が一致する場合は、リモートサーバからの応答待ちでタイムアウトが発生した可能性があります。ネットワーク/リモートサーバにおいて異常が発生していないかを確認してください。
上記の値が一致しない場合は、リモートサーバからの応答に問題がないかを確認してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
意味
リクエスト行の読込みに失敗しました。
リクエスト行受信中にタイムアウトが発生した可能性があります。
システムの処理
クライアントとの通信を終了します。
ユーザの対処
環境定義ファイル(httpd.conf)においてTimeoutディレクティブの設定値を確認してください。Timeoutディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:内部リダイレクト数の上限値
意味
内部リダイレクト数が上限値%s2を超過しました。
システムの処理
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
内部リダイレクト数が上限値を超過しないように定義を確認してください。
不正なリクエストを受けている可能性があります。IPアクセスコントロールの設定において、エラーログに記録されたクライアントのIPアドレスをアクセス拒否に設定してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:サブリクエスト数の上限値
意味
サブリクエスト数が上限値%s2を超過しました。
システムの処理
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
サブリクエスト数が上限値を超過しないように定義を確認してください。
不正なリクエストを受けている可能性があります。IPアクセスコントロールの設定において、エラーログに記録されたクライアントのIPアドレスをアクセス拒否に設定してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
意味
リクエストヘッダの読み込みに失敗しました。
システムの処理
ステータスコード“400”(Bad Request)で応答します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
クライアントに対して、正しいリクエストヘッダを指定するように指導してください。
リクエストヘッダ受信中にタイムアウトが発生した可能性があります。環境定義ファイル(httpd.conf)においてTimeoutディレクティブの設定値を確認してください。Timeoutディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リクエスト行の最大サイズ
意味
リクエスト行の長さが最大サイズ%s2を超過しています。
システムの処理
ステータスコード“414”(Request-URI Too Large)で応答します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
クライアントに対して、最大サイズを超過しないリクエスト行を指定するように指導してください。
環境定義ファイル(httpd.conf)においてLimitRequestLineディレクティブの設定値を確認してください。LimitRequestLineディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:要求されたCGIプログラム
意味
要求されたCGIプログラム%s2は、存在しません。
クライアント%s1において誤ったURIが指定された可能性があります。
システムの処理
ステータスコード“404”(Not Found)で応答します。
ユーザの対処
クライアント%s1に対して、正しいURIを指定するように指導してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
意味
環境定義ファイル(httpd.conf)のAuthLDAPCertPathディレクティブに値が指定されていません。
ユーザの対処
環境定義ファイル(httpd.conf)のAuthLDAPCertPathディレクティブに、証明書/CRL管理環境の作成時に指定した運用管理ディレクトリを絶対パスで指定してください。AuthLDAPCertPathディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
意味
環境定義ファイル(httpd.conf)のAuthLDAPSlotPathディレクティブに値が指定されていません。
ユーザの対処
環境定義ファイル(httpd.conf)のAuthLDAPSlotPathディレクティブに、秘密鍵管理環境の作成時に指定したスロット情報ディレクトリを絶対パスで指定してください。AuthLDAPSlotPathディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
意味
環境定義ファイル(httpd.conf)のAuthLDAPTknLblディレクティブに値が指定されていません。
ユーザの対処
環境定義ファイル(httpd.conf)のAuthLDAPTknLblディレクティブに、秘密鍵の作成時に指定したトークンラベルを指定してください。AuthLDAPTknLblディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
意味
AuthLDAPTknPwdディレクティブに値が指定されていません。
ユーザの対処
AuthLDAPTknPwdディレクティブに、秘密鍵の作成時に指定したユーザPINを指定してください。AuthLDAPTknPwdディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
クライアント%s1において異常が発生したため、クライアント%s1からAlertメッセージを受信しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
クライアント%s1において異常が発生していないかを確認してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:詳細情報1
%s3:詳細情報2
意味
クライアント証明書の展開に失敗しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
クライアントから受信したデータが破壊されている可能性があります。ネットワーク、またはクライアントに問題がないかを確認してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:詳細情報
意味
クライアント証明書の展開に失敗しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
クライアントから受信したデータが壊れている可能性があります。ネットワーク、またはクライアントに問題がないかを確認してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
以下のいずれかの理由により、Webサーバがサーバ内のクライアントCA証明書を参照する際に、権限エラーとなりました。
SSLの環境設定(証明書/鍵管理環境の作成、秘密鍵の作成と証明書の取得、証明書とCRLの登録)が管理者権限で実行されました。
SSLの環境設定を行ったユーザ(管理者権限以外)が、環境定義ファイル(httpd.conf)内のUser/Groupディレクティブに指定されていません。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
上記それぞれの場合についての対処を以下に示します。
SSLの環境設定(証明書/鍵管理環境の作成、秘密鍵の作成と証明書の取得、証明書とCRLの登録)は、管理者権限以外のユーザが実行してください。
なお、Interstage証明書環境を使用している場合は、scsmakeenvコマンドを使用してInterstage証明書環境を構築する際に、-gオプションを指定してInterstage証明書環境の所有グループを設定したかを確認してください。Interstage証明書環境の権限設定については、“セキュリティシステム運用ガイド”の“Interstage証明書環境の構築と利用”-“環境の構築方法”-“Interstage証明書環境のアクセス権限の設定”を参照してください。
その後、2の対処を行ってください。
環境定義ファイル(httpd.conf)内のUser/GroupディレクティブにSSLの環境設定を行ったユーザ(管理者権限以外)を指定してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
クライアント%s1において異常が発生したため、クライアント%s1からAlertメッセージを受信しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
クライアント%s1において異常が発生していないかを確認してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
クライアント%s1からcertificate_unknown Alertメッセージを受信しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
クライアント%s1においてサイト証明書の検証に失敗したなどの異常が発生したため、クライアント%s1から通信が切断された可能性があります。
クライアント%s1にWebサーバ上のCA証明書が正しく登録されているかを確認してください。
クライアント%s1にWebサーバ上のCA証明書が正しく登録されている場合は、クライアント%s1において certificate_unknown Alertメッセージを送信した原因を調査してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
Webサーバにおいてクライアント%s1から送信されたリクエストの暗号化方法を許可していないため、接続を受け付けませんでした。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
Webサーバで設定した暗号化方法が、クライアント%s1で利用可能であるかを確認してください。
接続を許可する暗号化方法が正しく設定されているかを、以下の手順で確認してください。
Interstage証明書環境を使用している場合
Interstage管理コンソールの[セキュリティ] > [SSL] > [SSL定義名]をクリックします。
表示された[SSL定義名:環境設定]画面の[詳細設定[表示]]ボタンをクリックして[暗号化方法]を確認します。
SMEEコマンドで構築した証明書/鍵管理環境を使用している場合
環境定義ファイル(httpd.conf)のSSLCipherSuiteディレクティブの設定を確認します。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
クライアントCA証明書の解析に失敗しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
認証局(証明書発行局)からCA証明書を取得して、新しいクライアントCA証明書を再登録してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
クライアント証明書の解析に失敗しました。クライアントから送信されたクライアント証明書が破壊されている可能性があります。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
このクライアント証明書が登録されたクライアントとは、接続できません。
接続を受け付けたい場合は、認証局(証明書発行局)にクライアント証明書の発行を依頼し、取得した証明書をクライアント%s1に登録してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
意味
クライアント証明書の取得に失敗しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
クライアントCA証明書の検証に失敗しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
経路上のクライアントCA証明書の関係に誤りがないかを確認してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
クライアント証明書と証明書/鍵管理環境に登録したクライアントCA証明書の検出に失敗しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
クライアント証明書とクライアントCA証明書の関係に誤りがないかを確認してください。
クライアントCA証明書に誤りがある場合は、認証局(証明書発行局)からCA証明書を取得して、新しいクライアント証明書を再登録してください。
クライアント証明書に誤りがある場合は、認証局(証明書発行局)にクライアント証明書の発行を依頼し、取得した証明書をクライアント%s1に登録してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
クライアント%s1において異常が発生したため、クライアント%s1からAlertメッセージを受信しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
クライアント%s1において異常が発生していないかを確認してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
SSLのポートに対し、SSL以外のプロトコルでアクセスされました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
クライアント%s1において、指定されたプロトコルに問題がないかを確認してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
クライアントのデータ検証に失敗しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
クライアントから受信したデータが破壊されている可能性があります。ネットワーク、またはクライアントにおいて異常が発生していないかを確認してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
以下のいずれかの理由により、クライアント%s1からクライアント証明書を受信できませんでした。
クライアント%s1にクライアント証明書が登録されていません。
クライアント操作者がクライアント証明書の送信を拒否しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
上記それぞれの場合についての対処を以下に示します。
このクライアント%s1の接続を受け付けたい場合は、認証局(証明書発行局)にクライアント証明書の発行を依頼し、取得した証明書をクライアント%s1に登録してください。
クライアント操作者が拒否したことが理由であるため、対処を行う必要はありません。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:詳細情報
意味
クライアント証明書の展開に失敗しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
メモリ不足が発生していないかを確認してください。メモリ不足が発生している場合は、不要なプログラムを終了させるなど、Webサーバを運用するために必要なメモリ容量を確保してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
意味
クライアント証明書の展開に失敗しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
メモリ不足が発生していないかを確認してください。メモリ不足が発生している場合は、不要なプログラムを終了させるなど、Webサーバを運用するために必要なメモリ容量を確保してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2~%sn:補足情報
意味
SCMIの関数の呼出しにおいてエラーが発生しました。
証明書/鍵管理環境に誤りがある可能性があります。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
証明書/鍵管理環境を確認してください。それでも、本エラーが出力される場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2~%sn:補足情報
意味
SCMIの関数の呼出しにおいてエラーが発生しました。
証明書/鍵管理環境に誤りがある可能性があります。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
証明書/鍵管理環境を確認してください。それでも、本エラーが出力される場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2~%sn:補足情報
意味
SCMIの関数の呼出しにおいてエラーが発生しました。
証明書/鍵管理環境に誤りがある可能性があります。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
証明書/鍵管理環境を確認してください。それでも、本エラーが出力される場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:ソケット関数名
%s3:SSL関数名
%s4:エラーコード
%s5:詳細コード
意味
SSL運用時に、ソケットのアクセスでエラーが発生しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
出力されたSSL関数名%s3、エラーコード%s4、詳細コード%s5を確認し、以下の表を参照してSSL関数名%s3、エラーコード%s4、詳細コード%s5に対する対処を行ってください。
SSL関数名%s3 | エラーコード%s4 | 詳細コード%s5 | 意味・対処 |
---|---|---|---|
SSL_ServerHandshake |
| 00002745 | クライアント%s1から通信が切断された可能性があります。クライアント%s1との通信状態を確認してください。 |
| 00000020 | ||
| 00000083 | ||
上記以外の場合 | iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。 |
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
クライアントCA証明書が取り消されています。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
認証局(証明書発行局)よりCA証明書を取得して、新しいクライアントCA証明書を再登録してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
クライアントCA証明書に証明書経路が存在しません。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
クライアントCA証明書をルートCAから順に証明書/鍵管理環境に登録してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
クライアントCA証明書の証明書経路が不正です。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
クライアントCA証明書をルートCAから順に証明書/鍵管理環境に登録してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
認証局(証明書発行局)によって無効化されたクライアント証明書を受信したため、クライアント%s1のアクセスを拒否しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
このクライアント証明書が登録されたクライアントとは、接続できません。接続を受け付けたい場合は、認証局(証明書発行局)にクライアント証明書の発行を依頼し、取得した証明書をクライアントに登録してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
有効期限の切れたクライアント証明書を受信したため、クライアント%s1のアクセスを拒否しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
このクライアント証明書が登録されたクライアントとは、接続できません。接続を受け付けたい場合は、認証局(証明書発行局)にクライアント証明書の発行を依頼し、取得した証明書をクライアント%s1に登録してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
クライアント証明書に証明書経路が存在しません。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
クライアントCA証明書をルートCAから順に証明書/鍵管理環境に登録してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
クライアント証明書の証明書経路が不正です。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
クライアントCA証明書をルートCAから順に証明書/鍵管理環境に登録してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
SSL通信でタイムアウトが発生しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
クライアントの状態を確認してください。
本メッセージが頻発に出力される場合は、環境定義ファイル(httpd.conf)のTimeoutディレクティブの値を拡大するなどの対処を行ってください。Timeoutディレクティブの設定については、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
クライアント%s1から送られてきたクライアント証明書の認証局(発行局)の証明書が証明書/鍵管理環境に登録されていないため、クライアント%s1のアクセスを拒否しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
証明書/CRL管理コマンドを使用してクライアント証明書の認証局(発行局)の証明書を証明書/鍵管理環境へ登録してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
SSL関数で予期せぬエラーを検出しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
出力された関数名%s2およびエラーコード%s3を確認し、以下の表を参照して関数名%s2およびエラーコード%s3に対する対処を行ってください。
関数名%s2 | エラーコード%s3 | 意味・対処 |
---|---|---|
SSL_ServerHandshake | 0030001D | クライアント%s1から送信されたクライアント証明書またはクライアント証明書の署名情報に誤りがあります。 |
00500002 | クライアント%s1から不正なデータを受信しました。 | |
0050000D | クライアント%s1から“https”以外のプロトコルでアクセスされた可能性があります。 | |
00700001 | クライアント%s1で異常が発生したため、クライアント%s1からAlertメッセージを受信しました。 | |
00700002 | クライアント%s1から不正なデータを受信したため、クライアント%s1にAlertメッセージを送信しました。 | |
00800002 | クライアント%s1から通信が切断された可能性があります。 | |
SSL_Read | 00700001 | クライアント%s1で異常が発生したため、クライアント%s1からAlertメッセージを受信しました。 |
00700002 | クライアント%s1から不正なデータを受信したため、クライアント%s1にAlertメッセージを送信しました。 | |
00800002 | クライアント%s1から通信が切断された可能性があります。 | |
上記以外の場合 | iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。 |
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
未サポートのクライアント証明書を受信しました。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
この証明書が登録されたクライアント%s1とは、接続できません。接続を受け付けたい場合は、認証局(証明書発行局)にクライアント証明書の発行を依頼し、取得した証明書をクライアント%s1に登録してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
意味
クライアント%s1から要求されたSSLプロトコルのバージョンの接続を受け付けませんでした。
システムの処理
通信を終了します。
ユーザの対処
SSLプロトコルのバージョンがWebサーバで接続を許可する設定になっているかを、以下の手順で確認してください。接続を許可する場合は、SSLプロトコルのバージョンの設定を変更してください
Interstage証明書環境を使用している場合
Interstage管理コンソールの[セキュリティ] > [SSL] > [SSL定義名]をクリックします。
表示された[SSL定義名:環境設定]画面の[プロトコルバージョン]を確認します。
SMEEコマンドで構築した証明書/鍵管理環境を使用している場合
環境定義ファイル(httpd.conf)のSSLVersionディレクティブの設定を確認します。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:シンボリックリンクのパス
意味
シンボリックリンク%s2へのアクセスが許可されていません。
システムの処理
ステータスコード“403”(Forbidden)で応答します。
ユーザの対処
シンボリックリンクのリンク先が存在しない場合は、リンク先を配置してください。
シンボリックリンクへのアクセスを許可する場合は、環境定義ファイル(httpd.conf)のOptionsディレクティブでFollowSymLinksを設定してください。Optionsディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リクエストメソッド
意味
要求されたメソッド%s2は、許可されていません。
システムの処理
ステータスコード“405”(Method Not Allowed)で応答します。
ユーザの対処
クライアントに対して、許可されているメソッドを指定するように指導してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:詳細情報
意味
メモリ不足が発生しました。
システムの処理
Webサーバは、継続して運用します。
ユーザの対処
メモリ不足が発生していないかを確認してください。メモリ不足が発生している場合は、不要なプログラムを終了させるなど、Webサーバを運用するために必要なメモリ容量を確保してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:BINDするためのDN
%s3:LDAPエラーメッセージ
%s4:URI
意味
ディレクトリサーバへの簡易認証要求に失敗しました。
ユーザの対処
Webブラウザの利用者に対して、正しいユーザID、またはパスワードを入力するように指導してください。
それでも解決しない場合は、LDAPエラーメッセージ%s3を参照して、失敗の原因を取り除いてください。LDAPエラーメッセージについては、“98.1 LDAPエラーコード”を参照してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:BINDするためのDN
%s3:SSLエラーコード
%s4:SSLエラー詳細コード
%s5:URI
意味
ディレクトリサーバへのSSL簡易認証要求に失敗しました。
ユーザの対処
SSLエラーコード%s3を参照して、失敗の原因を取り除いてください。SSLエラーコードについては、“98.2 SSLエラーコード”を参照してください。
可変情報
%s1:ファイル名
意味
ファイル%s1へのアクセスが許可されていません。
ユーザの対処
アクセスを許可する場合は、ファイルのアクセス権限を確認してください。
可変情報
%s1:詳細情報
意味
状態表示処理で異常が発生しました。
システムの処理
状態表示処理を中止します。Webサーバは、継続して運用します。
ユーザの対処
動作状態の表示コマンド(ihsdisp)を再度実行してください。
可変情報
%s1:詳細情報
意味
状態表示デーモンの初期化処理において内部異常が発生しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
可変情報
%s1:プラグインモジュール名
意味
プラグインモジュール%s1がモジュールリストに存在しないため、削除できません。
システムの処理
Webサーバの起動処理または停止処理を続行します。
ユーザの対処
iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
可変情報
%s1:通信プロセスのプロセスID
意味
通信プロセスが終了しません。
システムの処理
通信プロセスを強制終了します。
ユーザの対処
対処を行う必要はありません。
意味
初期化処理で異常が発生しました。
システムの処理
Webサーバプログラムの実行処理を中止します。
ユーザの対処
同時に出力されたメッセージを参照して、異常の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:通信プロセスのプロセスID
意味
通信プロセス終了の待ち合わせを行いません。
システムの処理
通信プロセスの終了処理を中止します。
ユーザの対処
iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
意味
ファイルのオープン処理において内部異常が発生しました。
ユーザの対処
同時に出力されたメッセージを参照して、異常の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:ディレクティブ名
意味
ディレクティブ%s1のパラメタに誤りがあります。
システムの処理
Webサーバは、継続して運用します。
ユーザの対処
ディレクティブ%s1のパラメタを確認してください。ディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:デーモンプロセス終了コード
意味
デーモンプロセスで異常が発生しました。
システムの処理
デーモンプロセスを再起動します。
ユーザの対処
同時に出力されたメッセージまたはエラーログを参照して、異常の原因を取り除いてください。
意味
初期化の前処理で異常が発生しました。
システムの処理
Webサーバプログラムの実行処理を中止します。
ユーザの対処
同時に出力されたメッセージを参照して、異常の原因を取り除いてください。
意味
通信プロセス数が、環境定義ファイル(httpd.conf)のMaxClientsディレクティブの設定値(同時接続数の最大値)を超過しました。
なお、本メッセージは、Webサーバの起動後、リクエスト数がはじめて同時接続数の最大値を超過した際に出力されます。1度出力されると、Webサーバを再起動するまで出力されません。
システムの処理
Webサーバは、継続して運用します。
ユーザの対処
必要に応じて、環境定義ファイル(httpd.conf)のMaxClientsディレクティブの設定値(同時接続数の最大値)を確認してください。MaxClientsディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:SCMIライブラリ関数名
%s2:補足情報
%s3:Webサーバ名
意味
SCMIライブラリ関数%s1で異常が発生しました。証明書/鍵管理環境に誤りがある可能性があります。
システムの処理
Webサーバ%s3の起動処理を中止します。
ユーザの対処
証明書/鍵管理環境が正しく設定されているかを確認してください。証明書/鍵管理環境が正しく設定されている場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
可変情報
%s1:Webサーバ名
意味
SCMIライブラリでメモリ不足が発生しました。
システムの処理
Webサーバ%s1の起動処理を中止します。
ユーザの対処
メモリ不足が発生していないかを確認してください。メモリ不足が発生している場合は、不要なプログラムを終了させるなど、Webサーバを運用するために必要なメモリ容量を確保してください。
意味
クライアントからの同時接続リクエスト数が、環境定義ファイル(httpd.conf)のMaxClientsディレクティブの設定値(同時接続数の最大値)に達しました。
なお、本メッセージは、Webサーバの起動後、リクエスト数が同時接続数の最大値を初めて達した際に出力されます。1度出力されると、Webサーバを再起動するまで出力されません。
システムの処理
Webサーバは、継続して運用します。
ユーザの対処
必要に応じて、環境定義ファイル(httpd.conf)のMaxClientsディレクティブの設定値(同時接続数の最大値)を確認してください。MaxClientsディレクティブの設定については、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
可変情報
%s1:パス名
意味
名前付きパイプと同じパスがすでに存在しています。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
パス%s1のファイルまたはディレクトリを変名するか、削除したあと、Webサーバを再起動してください。
意味
ログの初期化処理で異常が発生しました。
システムの処理
Webサーバプログラムの実行処理を中止します。
ユーザの対処
同時に出力されたメッセージを参照して、異常の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:バーチャルホスト名
%s2:ポート番号
意味
ネームベースのバーチャルホストには、アスタリスク(*)と非アスタリスクが混在したポート番号を指定できません。
システムの処理
Webサーバは、継続して運用します。
ユーザの対処
環境定義ファイル(httpd.conf)の<VirtualHost>セクションおよびNameVirtualHostディレクティブに指定したポート番号を確認してください。<VirtualHost>セクションおよびNameVirtualHostディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。