名前
jmsrestore - Interstage JMSの資源のリストア・移入
形式
jmsrestore -d <backup-directory> [-all] [-M system]
機能説明
jmsrestoreコマンドは、jmsbackupコマンドでバックアップ・移出を行ったInterstage JMSの資源のリストア・移入を行います。指定できるオプションとパラメタを以下に示します。
資源ファイルが格納されているディレクトリを指定します。
本オプションを指定した場合、すべての資源(JNDI定義ファイル、JMS不揮発化ファイル、クラスタ環境定義ファイル)を復元します。
本オプションを省略した場合、JNDI定義ファイル、クラスタ環境定義ファイルのみを復元します。
拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。
Interstage Application Server Enterprise Edition
注意事項
Solarisシステム、Linuxシステムの場合、本コマンドは管理者権限で実行してください。
-allオプションは、イベントサービス(ノーティフィケーションサービス)の環境を再構築していない場合に指定します。
JMSアプリケーションが停止状態になっていることを確認してから、本コマンドを実行してください。
使用例
ディレクトリ“D:\backup”から資源をリストアする場合(イベントサービス再構築時)
jmsrestore -d D:\backup |
ディレクトリ“/backup”から資源をリストアする場合(イベントサービス再構築時)
jmsrestore -d /backup |