名前
isprintbackuprsc - バックアップ対象サービスの表示
形式
isprintbackuprsc
機能説明
isprintbackuprscコマンドは、バックアップ操作を行うべきサービス資源の一覧情報を表示します。Interstage資源のバックアップ/移出を行う場合は、本コマンドを実行して表示されたサービスに対するバックアップ操作を行います。なお、バックアップ対象外のサービスは、表示されません。
本コマンド実行時の表示内容を、以下に示します。
コマンド表示(*) | バックアップ対象サービス資源 |
---|---|
ISCOM | Interstageセットアップ資源 |
GUI | Interstage管理コンソール資源 |
JMX | Interstage JMXサービス資源 |
OD | CORBAサービス資源 |
ES | イベントサービス資源 |
PORB | Portable-ORB資源 |
TD | コンポーネントトランザクションサービス資源 |
OTS | データベース連携サービス資源 |
JMS | Interstage JMS資源 |
J2EE | J2EE共通資源 |
IHS | Interstage HTTP Server資源 |
SSOsv | Interstage シングル・サインオン資源(リポジトリサーバの資源) |
SSOac | Interstage シングル・サインオン資源(認証サーバの資源) |
SSOaz | Interstage シングル・サインオン資源(業務サーバの資源) |
IJServer | IJServer資源 |
ISSCS | Interstage証明書環境資源 |
IREP | Interstage ディレクトリサービス資源 |
ISCM | 業務構成管理のリポジトリ資源 |
JavaEE | IJServerクラスタ資源 |
(*):コマンド表示の内容は、メンテナンスの一括実行のサンプルで指定するバックアップ対象資源の定義のセクション名に対応しています。メンテナンスの一括実行の詳細は、“運用ガイド(基本編)”の“メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)”を参照してください。
注意事項
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
Interstage資源のバックアップ/リストア/移入/移出操作を行う場合は、“運用ガイド(基本編)”の“メンテナンスの一括実行”を参照してください。
isprintbackuprscコマンドは、各機能のインストール状態およびセットアップ状態をもとに、バックアップ対象とするかを判断しています。このため、インストールされていれば、使用していない機能でも表示される場合があります。
マルチサーバ管理機能を使用している場合、以下のサーバ種別の場合はCORBAサービス資源は表示されません。
管理サーバとスタンドアロンサーバが共存しているサーバ
CORBAサービスと管理サーバが共存しているサーバ
使用例
> isprintbackuprsc |