名前
ijbackup - IJServerクラスタの資源のバックアップ・移出
形式
ijbackup -d directory
機能説明
ijbackupコマンドは、IJServerクラスタが使用する資源ファイルをバックアップ・移出します。
以下に、本コマンドの引数を説明します。
IJServerクラスタ資源のバックアップ先のディレクトリ名を絶対パスで指定します。
指定するディレクトリは、本コマンドの実行前に作成しておく必要があります。ディレクトリが存在しない場合、またはディレクトリでない場合、コマンドの実行は失敗し資材はバックアップ・移出されません。
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
本コマンドを実行する場合には、「運用ガイド(基本編)」-「メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)」に記載されている手順で実行してください。
本コマンドを実行する場合には、isprintbackuprscコマンドで表示されたバックアップ対象サービスの資産を同時にバックアップ・移出してください。
本コマンドを多重実行した場合、予期しない障害が発生する場合があります。多重実行した場合は、本コマンドを再実行してください。記述のとおり、コマンドを再実行すれば問題ありません。
使用例
IJServerクラスタ資源を「X:\Backup」ディレクトリにバックアップします。
> ijbackup -d X:\Backup |
IJServerクラスタ資源を「/backup」ディレクトリにバックアップします。
> ijbackup -d /backup |