名前
ihsstart - Webサーバの起動
形式
ihsstart {-n WebServerName[,...] | -all}
機能説明
本コマンドは、ihscreateコマンド/Interstage管理コンソールで作成したWebサーバ、およびインストール時に作成されたWebサーバを起動します。
本コマンドのオプションおよび引数を以下に示します。
起動するWebサーバ名を指定します。ihscreateコマンド/Interstage管理コンソールで作成したWebサーバを起動する場合は、ihscreateコマンドの実行時/Interstage管理コンソールでWebサーバの作成時に指定したWebサーバ名を、インストール時に作成されたWebサーバを起動する場合は、“FJapache”を指定してください。半角カンマ(,)で区切ることにより複数のWebサーバを指定できます。
他のオプションと同時に指定できません。
ihscreateコマンドで作成したすべてのWebサーバ、およびインストール時に作成されたWebサーバを起動します。
他のオプションと同時に指定できません。
注意事項
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
デスクトップヒープが枯渇した場合、Webサーバ(またはプロセス)の起動に失敗する可能性があります。本現象の詳細および対処方法については、“トラブルシューティング集”の“Interstage HTTP Server運用時の異常”-“Webサーバの起動/停止時の異常”を参照してください。
Interstage シングル・サインオンにおいてSSOリポジトリにロール定義およびサイト定義を多量に登録してリポジトリサーバを運用している場合、Webサーバの起動に時間がかかることがあります。本現象の詳細および回避方法については、“トラブルシューティング集”の“Interstage シングル・サインオン運用時の異常”-“トラブル事例”-“リポジトリサーバに関するトラブル”を参照してください。
使用例
Webサーバ名“web001”のWebサーバを起動する場合
ihsstart -n web001 |