名前
ihsdelete - Webサーバの動作環境の削除
形式
ihsdelete -n WebServerName [-c] [-y]
機能説明
本コマンドは、Webサーバの動作環境を削除します。
対話形式で資源の削除を確認します。削除する場合は“yes”/“y”、削除しない場合は“no”/“n”(省略時)を入力してください。
本コマンドを実行すると、Webサーバ名に対応するサービス、および資源を削除します。
本コマンドを実行すると、資源を削除します。他にWebサーバが存在しない場合は、スタートシェルとストップシェル(シンボリックリンクファイル)も削除します。
本コマンドのオプションおよび引数を以下に示します。
環境を削除するWebサーバ名を指定します。ihscreateコマンド/Interstage管理コンソールで作成したWebサーバの動作環境を削除する場合は、ihscreateコマンドの実行時/Interstage管理コンソールでWebサーバの作成時に指定したWebサーバ名を、インストール時に作成されたWebサーバの動作環境を削除する場合は、“FJapache”を指定してください。
本オプションは、省略できません。
強制的にWebサーバの動作環境を削除します。指定したWebサーバのメインホストまたはバーチャルホストが、IJServerまたはシングル・サインオン(業務サーバ、認証サーバ、リポジトリサーバ)で使用中の状態のときに、強制的にWebサーバの動作環境を削除する場合に指定してください。
対話形式による資源の削除を確認せずに、指定したWebサーバ動作環境を削除します。
注意事項
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
本コマンドを実行する前に、ihsstopコマンド/Interstage管理コンソールを使用して対象のWebサーバを停止してください。指定したWebサーバが起動中である場合、削除できません。
指定したWebサーバのメインホスト/バーチャルホストが、IJServerまたはシングル・サインオン(業務サーバ、認証サーバ、リポジトリサーバ)で使用中である場合、本コマンドは実行できません。強制的に削除する場合は、-cオプションを指定してください。
Interstage Application Server Enterprise Editionにおいて、統合コマンドを使用してInterstageと連動設定している場合、本コマンドは実行できません。
実行環境が管理対象サーバである場合、本コマンドは実行できません。
使用例
Webサーバ名“web001”のWebサーバの動作環境を削除する場合
ihsdelete -n web001 |