形式
create-ejb-dispatch-target [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target target_cluster
機能説明
EJBディスパッチャのディスパッチ対象を追加します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--terse | -t | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--echo | -e | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--interactive | -I | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--host | -H | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--port | -p | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--secure | -s | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--user | -u | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--passwordfile | なし | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--help | -? | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--target | なし | EJBディスパッチャのIJServerクラスタ名を指定します。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
target_cluster | 不可 | ディスパッチ対象として追加するIJServerクラスタ名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
> asadmin create-ejb-dispatch-target --target IJServer001 IJServer002 |
注意事項
--targetオプションの指定がEJBディスパッチャのクラスタではない場合でもコマンドを実行できます。
EJBディスパッチャクラスタは自分自身のディスパッチターゲットにすることができません。このため、--targetオプションの指定とtarget_clusterには同一のIJServerクラスタは指定しないでください。
形式
delete-ejb-dispatch-target [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target target_cluster
機能説明
EJBディスパッチャのディスパッチ対象を削除します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--terse | -t | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--echo | -e | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--interactive | -I | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--host | -H | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--port | -p | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--secure | -s | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--user | -u | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--passwordfile | なし | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--help | -? | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--target | なし | EJBディスパッチャのIJServerクラスタ名を指定します。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
target_cluster | 不可 | ディスパッチ対象として削除するIJServerクラスタ名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
> asadmin delete-ejb-dispatch-target --target IJServer001 IJServer002 |
注意事項
--targetオプションの指定がEJBディスパッチャのクラスタではない場合でもコマンドを実行できます。
EJBディスパッチャクラスタは自分自身のディスパッチターゲットにすることができません。このため、--targetオプションの指定とtarget_clusterには同一のIJServerクラスタは指定しないでください。
形式
disable-ejb-dispatch-target [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target target_insntace
機能説明
EJBディスパッチャのディスパッチ対象として一時的に無効します。
本コマンドで操作した状態は恒久的に保持されます。EJBディスパッチャの再起動後や異常停止後でも状態を保持するため、本コマンドもしくはenable-ejb-dispatch-targetサブコマンドを実行しない限りディスパッチ対象の有効/無効は変更されません。
本コマンドを振り分け状態が無効であるサーバーインスタンスに対して実行した場合でもエラー通知しません。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--terse | -t | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--echo | -e | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--interactive | -I | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--host | -H | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--port | -p | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--secure | -s | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--user | -u | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--passwordfile | なし | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--help | -? | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--target | なし | EJBディスパッチャのサーバーインスタンス名を指定します。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
target_insntace | 不可 | ディスパッチ対象として無効にするサーバーインスタンス名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
本コマンドはEJBディスパッチャのIJServerクラスタが起動している時のみ実行可能です。
使用例
以下のように実行します。
> asadmin disable-ejb-dispatch-target --target Instance001 Instance002 |
形式
enable-ejb-dispatch-target [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target target_instance
機能説明
EJBディスパッチャのディスパッチ対象として有効にします。
本コマンドで操作した状態は恒久的に保持されます。EJBディスパッチャの再起動後や異常停止後でも状態を保持するため、本コマンドもしくはdisable-ejb-dispatch-targetサブコマンドを実行しない限りディスパッチ対象の有効/無効は変更されません。
本コマンドを振り分け状態が有効であるサーバーインスタンスに対して実行した場合でもエラー通知しません。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--terse | -t | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--echo | -e | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--interactive | -I | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--host | -H | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--port | -p | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--secure | -s | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--user | -u | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--passwordfile | なし | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--help | -? | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--target | なし | EJBディスパッチャのサーバーインスタンス名を指定します。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
target_insntace | 不可 | ディスパッチ対象として有効にするサーバーインスタンス名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
本コマンドはEJBディスパッチャのIJServerクラスタが起動している時のみ実行可能です。
使用例
以下のように実行します。
> asadmin enable-ejb-dispatch-target --target Instance001 Instance002 |
形式
list-ejb-dispatch-targets [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target [target_cluster]
機能説明
稼動中のEJBディスパッチャが振り分け対象としているサーバーインスタンスの状態を表示します。振り分け対象の有効/無効状態と、サーバーインスタンスへの要求の振り分け可否をスラッシュで区切って(例:"ENABLE/STARTED")表示します。以下の状態を表示します。
ディスパッチ対象の有効/無効状態
表示 | 意味 |
---|---|
ENABLE | サーバーインスタンスは振り分け状態が有効になっています。 |
DISABLE | サーバーインスタンスは振り分け状態が無効になっています。 |
ディスパッチ対象の有効/無効状態は、asadminコマンドのenable-ejb-dispatch-targetサブコマンドもしくはdisable-ejb-dispatch-targetサブコマンドで変更できます。
サーバーインスタンスへの要求の振り分け可否
表示 | 意味 |
---|---|
STARTED | サーバーインスタンスへの要求の振り分けができます。この状態で振り分け対象の状態がENABLEであれば要求が振り分けられます。 |
STOPPED | サーバーインスタンスへの要求の振り分けができません。 |
UNKNOWN | 状態をSTARTEDに変更しようとしましたが異常が発生したため、サーバーインスタンスへの要求の振り分けができません。 |
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--terse | -t | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--echo | -e | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--interactive | -I | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--host | -H | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--port | -p | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--secure | -s | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--user | -u | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--passwordfile | なし | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--help | -? | 「13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--target | なし | ロードバランス方式に"ejb-dispath"が指定されて、EJBディスパッチャが有効になっているサーバーインスタンス名を指定します。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
target_cluster | 可 | --targetオプションに指定したサーバーインスタンスがディスパッチ対象としているIJServerクラスタ名を指定します。IJServerクラスタ名を指定した場合、指定したIJServerクラスタに所属するすべてのサーバーインスタンスの状態を表示します。本パラメタが省略された場合、ディスパッチ対象のすべてのIJServerクラスタのサーバーインスタンス名を表示します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
dispatch_target_clusterを指定した場合
> asadmin list-ejb-dispatch-targets --target distacher_instance001 target_cluster001 Instance001 ENABLE/STARTED Instance002 ENABLE/STOPPED Instance003 ENABLE/STOPPED Command list-ejb-dispatch-targets executed successfully. |
サーバーインスタンスが1つも存在しない場合は以下の出力となり、正常終了します。
> asadmin list-ejb-dispatch-targets --target distacher_instance001 target_cluster001 Nothing to list. Command list-ejb-dispatch-targets executed successfully. |
dispatch_target_clusterを指定しない場合
> asadmin list-ejb-dispatch-targets --target distacher_instance001 DISPATCH TARGET: IJServer001 Instance001 ENABLE/STARTED Instance002 ENABLE/STOPPED Instance003 ENABLE/STOPPED DISPATCH TARGET: IJServer002 Nothing to list. DISPATCH TARGET: IJServer003 Instance004 DISABLE/STARTED Instance005 DISABLE/STOPPED Instance006 DISABLE/STOPPED Command list-ejb-dispatch-targets executed successfully. |