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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express リファレンスマニュアル(コマンド編)
Interstage

13.1.6 IJServerクラスタ運用

13.1.6.1 create-clusterサブコマンド

形式

create-cluster [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--newinstances instance_name1[:instance_name2]...] [--systemproperties name=value[:name=value]...] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] [--config config_name] cluster_name

機能説明

IJServerクラスタを作成します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--host

-H

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--port

-p

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--secure

-s

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--config

-c

IJServerクラスタの設定名を指定します。

--systemproperties

なし

IJServerクラスタに対するシステムプロパティを指定します。

--newinstances

なし

一括作成するインスタンス名を指定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

cluster_name

不可

IJServerクラスタ名を指定します。
IJServerクラスタ名に指定できる文字列については、「Java EE運用ガイド」-「クラスタの定義項目」を参照してください。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

> asadmin create-cluster IJServer001
Command create-cluster executed successfully.


デフォルトのリクエスト受付ポートが他のIJServerクラスタなどにより利用されている場合、コマンド実行時に新しいポート番号が自動的に割り振られます。このとき、以下のように採番されたポート番号の一覧が表示されます。

> asadmin create-cluster --newinstances instance1:instance2 IJServer001
The server instance instance1 has been created with new ports:
Using 28,091 for HTTP_LISTENER_PORT.
Using 23,821 for IIOP_SSL_LISTENER_PORT.
Using 23,701 for IIOP_LISTENER_PORT.
Using 28,687 for JMX_SYSTEM_CONNECTOR_PORT.
Using 23,921 for IIOP_SSL_MUTUALAUTH_PORT.
The server instance instance2 has been created with new ports:
Using 28,092 for HTTP_LISTENER_PORT.
Using 23,822 for IIOP_SSL_LISTENER_PORT.
Using 23,702 for IIOP_LISTENER_PORT.
Using 28,688 for JMX_SYSTEM_CONNECTOR_PORT.
Using 23,922 for IIOP_SSL_MUTUALAUTH_PORT.
Command create-cluster executed successfully.

13.1.6.2 delete-clusterサブコマンド

形式

delete-cluster [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] cluster_name

機能説明

IJServerクラスタを削除します。
IJServerクラスタ削除時に、IJServerクラスタに所属するサーバーインスタンスとIJServerクラスタが参照する設定を削除します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--host

-H

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--port

-p

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--secure

-s

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

cluster_name

不可

IJServerクラスタ名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

> asadmin delete-cluster IJServer001
Command delete-cluster executed successfully.

13.1.6.3 start-clusterサブコマンド

形式

start-cluster [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] cluster_name

機能説明

IJServerクラスタを起動します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--host

-H

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--port

-p

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--secure

-s

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

cluster_name

不可

IJServerクラスタ名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

> asadmin start-cluster IJServer001
The clustered instance, IJServer001-1, was successfully started
Command start-cluster executed successfully.

13.1.6.4 stop-clusterサブコマンド

形式

stop-cluster [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] [--force[=true|=false]] cluster_name

機能説明

IJServerクラスタを停止します。
「Java EE運用ガイド」-「プロセス制御の定義項目」-「IJServerクラスタ停止待ち時間」を超えてもIJServerクラスタのすべてのプロセスが停止しない場合は、残りのプロセスが強制停止されます。
なお、停止方法には通常停止と強制停止の2種類があり、強制停止の場合は以下の動作となります。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--host

-H

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--port

-p

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--secure

-s

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--force

-F

IJServerクラスタを強制停止します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

cluster_name

不可

IJServerクラスタ名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

> asadmin stop-cluster IJServer001
The clustered instance, IJServer001-1, was successfully stopped.
Command stop-cluster executed successfully.

13.1.6.5 list-clustersサブコマンド

形式

list-clusters [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] [target]

機能説明

IJServerクラスタの一覧と運用状態を表示します。
運用状態は以下の文字列で表示されます。

表示内容

意味

starting

起動処理中です。

running

起動状態です。

stopping

停止処理中です。

not running

停止状態です。

partially running

縮退運用状態です。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--host

-H

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--port

-p

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--secure

-s

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

target

ドメイン、IJServerクラスタ名、およびサーバーインスタンス名を指定します。
本パラメタが省略された場合、すべてのIJServerクラスタ名を表示します。(ドメインが指定された場合の動作です)
サーバーインスタンス名を指定した場合、サーバーインスタンスが所属するIJServerクラスタ名が表示されます。
IJServerクラスタ名を指定した場合、指定したIJServerクラスタの情報を表示します。

注意

Interstage Java EE DASサービスのサーバーインスタンス(server)は指定できません。

ターゲットが存在しない場合は異常復帰します。
ターゲットが存在した場合、かつ、表示するIJServerクラスタが1つも存在しない場合は正常復帰します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

> asadmin list-clusters

 IJServer001      running
 IJServer002      starting
 IJServer003      stopping
Command list-clusters executed successfully.

13.1.6.6 create-instanceサブコマンド

形式

create-instance [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] [--systemproperties name=value[:name=value]...] --cluster cluster_name instance_name[:instance_name]...

機能説明

サーバーインスタンスを作成します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--host

-H

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--port

-p

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--secure

-s

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--systemproperties

なし

サーバーインスタンスに対するシステムプロパティを指定します。

--cluster

なし

IJServerクラスタ名を指定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

instance_name

不可

サーバーインスタンスを指定します。複数指定する場合は、サーバーインスタンス名を:(コロン)で連結して指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

> asadmin create-instance --cluster IJServer001 instance1
Command create-instance executed successfully


デフォルトのリクエスト受付ポートが他のIJServerクラスタなどにより利用されている場合、コマンド実行時に新しいポート番号が自動的に割り振られます。このとき、以下のように採番されたポート番号の一覧が表示されます。

>asadmin create-instance --cluster IJServer001 instance1
Using 28,091 for HTTP_LISTENER_PORT.
Using 23,821 for IIOP_SSL_LISTENER_PORT.
Using 23,701 for IIOP_LISTENER_PORT.
Using 28,687 for JMX_SYSTEM_CONNECTOR_PORT.
Using 23,921 for IIOP_SSL_MUTUALAUTH_PORT.
Command create-instance executed successfully.


複数インスタンスを指定する場合、以下のように使用します。

> asadmin create-instance --cluster IJServer001 instance1:instance2:instance3
The server instance instance2 has been created with new ports:
Using 28,091 for HTTP_LISTENER_PORT.
Using 23,821 for IIOP_SSL_LISTENER_PORT.
Using 23,701 for IIOP_LISTENER_PORT.
Using 28,687 for JMX_SYSTEM_CONNECTOR_PORT.
Using 23,921 for IIOP_SSL_MUTUALAUTH_PORT.
The server instance instance3 has been created with new ports:
Using 28,092 for HTTP_LISTENER_PORT.
Using 23,822 for IIOP_SSL_LISTENER_PORT.
Using 23,702 for IIOP_LISTENER_PORT.
Using 28,688 for JMX_SYSTEM_CONNECTOR_PORT.
Using 23,922 for IIOP_SSL_MUTUALAUTH_PORT.
Command create-instance executed successfully.

13.1.6.7 delete-instanceサブコマンド

形式

delete-instance [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] instance_name[:instance_name]...

機能説明

サーバーインスタンスを削除します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--host

-H

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--port

-p

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--secure

-s

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

instance_name

不可

サーバーインスタンス名を指定します。サーバーインスタンス名を:(コロン)で連結して指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

> asadmin delete-instance instance1
Command delete-instance executed successfully.


複数インスタンスを指定する場合、以下のように使用します。

> asadmin delete-instance instance1:instance2
Command delete-instance executed successfully.

13.1.6.8 start-instanceサブコマンド

形式

start-instance [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] instance_name

機能説明

サーバーインスタンスを起動します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--host

-H

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--port

-p

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--secure

-s

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

instance_name

不可

サーバーインスタンス名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

> asadmin start-instance instance1
Command start-instance executed successfully.

13.1.6.9 stop-instanceサブコマンド

形式

stop-instance [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] [--force[=true|=false]] instance_name

機能説明

サーバーインスタンスを停止します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--host

-H

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--port

-p

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--secure

-s

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--force

-F

サーバーインスタンスの強制停止を行います。

オペランド

オペランド名

省略

説明

instance_name

不可

サーバーインスタンス名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

> asadmin stop-instance instance1
Command stop-instance executed successfully.

13.1.6.10 list-instancesサブコマンド

形式

list-instances [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] [target]

機能説明

サーバーインスタンスの一覧と運用状態を表示します。
運用状態は以下のいずれかで表示されます。

表示内容

意味

starting

起動処理中です。

running

起動状態です。

not running

停止状態です。

requires restart

再起動が必要な状態です。

unknown

未知状態です。(注)

(注) サーバーインスタンスの状態取得でなんらかの異常が発生し、状態確認できませんでした。サーバーインスタンスがハングアップしているなどの可能性があります。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--host

-H

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--port

-p

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--secure

-s

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

target

ドメイン、IJServerクラスタ名、サーバーインスタンス名を指定します。
本パラメタが省略された場合、すべてのサーバーインスタンス名を表示します。(ドメインが指定された場合の動作です)
IJServerクラスタ名を指定した場合、指定したIJServerクラスタに所属するすべてのサーバーインスタンスを表示します。
サーバーインスタンス名を指定した場合、指定したサーバーインスタンス名の情報を表示します。

注意

Interstage Java EE DASサービスのサーバーインスタンス(server)は指定できません。

ターゲットが存在しない場合は異常復帰します。
ターゲットが存在した場合、かつ、表示するサーバーインスタンスが1つも存在しない場合は正常復帰します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

> asadmin list-instances

 IJServer001-1 running
 IJServer001-2 running
 IJServer002-1 not running
Command list-instances executed successfully.

サーバーインスタンスが1つも存在しない場合は以下の出力となり、正常終了します。

> asadmin list-instances
Nothing to list.
Command list-instances executed successfully.

13.1.6.11 copy-configサブコマンド

形式

copy-config [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] [--systemproperties name=value[:name=value]...] source_config_name new_config_name

機能説明

設定を作成します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--host

-H

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--port

-p

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--secure

-s

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--systemproperties

なし

設定に対するシステムプロパティを設定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

source_config_name

不可

コピー元の設定名を指定します。

new_config_name

不可

新しく作成する設定名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

> asadmin copy-config default-config cluster1-config
Command copy-config executed successfully.

13.1.6.12 delete-configサブコマンド

形式

delete-config [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] config_name

機能説明

設定を削除します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--host

-H

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--port

-p

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--secure

-s

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

config_name

不可

設定名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

以下の場合は、設定を削除することができません。

使用例

以下のように実行します。

> asadmin delete-config config1
Command delete-config executed successfully.

13.1.6.13 list-configsサブコマンド

形式

list-configs [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--host host] [--port port] [--secure[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] [target]

機能説明

設定の一覧を表示します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「13.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--host

-H

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--port

-p

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--secure

-s

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

13.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

target

ドメイン、設定名、IJServerクラスタ名、またはサーバーインスタンス名を指定します。
本パラメタが省略された場合、すべての設定名を表示します。(ドメインが指定された場合の動作です)
サーバーインスタンス名を指定した場合、サーバーインスタンスが参照する設定名を表示します。
IJServerクラスタ名を指定した場合、IJServerクラスタが参照する設定名を表示します。
設定名を指定した場合、指定した設定の情報を表示します。

注意

  • Interstage Java EE DASサービスのサーバーインスタンス(server)は指定できません。

  • ドメインを指定した場合、以下の設定は固定で表示されます。

    • server-config:Interstage Java EE DASサービスの定義

    • default-config:デフォルト定義

ターゲットが存在しない場合は異常復帰します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

> asadmin list-configs
server-config
default-config
cluster1-config
cluster2-config
Command list-configs executed successfully.