名前
essetchnlior - イベントチャネルのオブジェクトリファレンスの登録
形式
essetchnlior -f filename [-M system]
機能説明
イベントチャネルのオブジェクトリファレンスを、指定したファイルから取得して、ネーミングサービスに登録します。すでに登録名がネーミングサービスに格納されている場合は、処理を中止し、コマンド実行前の状態に戻ります。
指定できるオプションとパラメタを以下に示します。
ネーミングサービスに登録されているイベントチャネルのオブジェクトリファレンスを格納したファイル名を絶対パスで指定します。ファイルの作成には、esgetchnliorコマンドを使用してください。
拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。
Interstage Application Server Enterprise Edition
Interstage Business Application Server
注意事項
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
ネーミングサービスが起動されている必要があります。
イベントチャネルのオブジェクトリファレンスをネーミングサービスに登録後、他のネーミングサービスへの登録に使用する必要がない場合は、ファイルを削除してください。
イベントチャネルグループを再作成した場合、再度esgetchnliorコマンドおよび本コマンドを使用して、登録済みの他サーバのネーミングサービスにイベントチャネルのオブジェクトリファレンスを登録してください。登録せずにイベントチャネルと通信した場合、NO_IMPLEMENT例外が復帰します。
使用例
イベントチャネルグループ“GROUP”のオブジェクトリファレンス情報が格納されたファイル“C:\temp\GROUP.ior”を指定して、ネーミングサービスに登録します。
essetchnlior -f C:\temp\GROUP.ior |
イベントチャネルグループ“GROUP”のオブジェクトリファレンス情報が格納されたファイル“/tmp/GROUP.ior”を指定して、ネーミングサービスに登録します。
essetchnlior -f /tmp/GROUP.ior |