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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express リファレンスマニュアル(コマンド編)
Interstage

10.5 esmonitor

名前

esmonitor  -  イベントサービスの状態を表示

形式

(1) 静的生成したイベントチャネルの動作状況の表示
  esmonitor -g group [-c channel] [-num] [-db] [-M system]

(2) 動的生成したイベントチャネルの動作状況の表示
  esmonitor -f [-c channel | -id channelID] [-M system]

(3) ユニットの状態の表示
  esmonitor -unit [-M system]

(4) すべてのイベントチャネルの動作状況の表示
  esmonitor [-db] [-M system]

機能説明

イベントチャネルの動作状況を標準出力に表示します。引数を省略した場合は、動作中のすべてのイベントチャネルの動作状況を表示します。

また、-unitオプションを指定した場合は、ユニットの状態を標準出力に表示します。

指定できるオプションとパラメタを以下に示します。

-g group

静的生成したイベントチャネルの状態を表示する場合に、groupにグループ名を指定します。

-f

動的生成したイベントチャネルの状態を表示する場合に指定します。

-c channel

表示するイベントチャネル名をchannelに指定します。

-id channelID

動的生成したノーティフィケーションサービス/JMSのイベントチャネルの状態を表示する場合に、識別IDを指定します。

-num

監視蓄積データ数(しきい値)、監視再開蓄積データ数、および自動閉塞解除値を、最大蓄積データ数と各比率から求めた数値で表示する場合に指定します。

-unit

ユニットの状態を表示する場合に指定します。

-db

Interstage Business Application Serverにおいて、データベース連携イベントチャネルについての情報を付加して表示する場合に指定します。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。

  • Interstage Business Application Server

-M system

拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。

  • Interstage Application Server Enterprise Edition

  • Interstage Business Application Server

表示内容

表示内容については、“アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)”の“運用”-“イベント通信のモニタリング”を参照してください。

注意事項

使用例

静的生成したイベントチャネルのグループ“group01”の状態を表示します。

esmonitor -g group01


動的生成したイベントサービスのイベントチャネル“channel02”の状態を表示します。

esmonitor -f -c channel02


動的生成したノーティフィケーションサービス/JMSのイベントチャネル識別ID“1”の状態を表示します。

esmonitor -f -id 1


ユニットの状態を表示します。

esmonitor -unit


動作中のすべてのイベントチャネルの状態を表示します。

esmonitor


Interstage Business Application Serverにおいて、データベース連携イベントチャネルを含むすべての動作中のイベントチャネルの状態を表示します。

esmonitor -db