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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express リファレンスマニュアル(コマンド編)
Interstage

6.6 tdtransfer

名前

tdtransfer  -  属性情報の転送および表示

形式


tdtransfer {-p dpcfpath [-i id1[id2] . . . [idn]] [-c rildname] [-f pildname] [-v rilvseri] [-w pilvseri]
[-m|-d] | -l [id1[id2] . . . [idn]]}

機能説明

tdtransferコマンドは、属性情報の転送および表示を行います。
属性情報の転送は、tdcコマンドにより抽出された、属性情報をNETSTAGE/パートナーに転送します。
NETSTAGE/パートナーでは、属性情報からパートナー属性情報およびレコード情報を作成します。この2つの情報をそれぞれ、パートナー属性情報ライブラリおよびレコード情報ライブラリに格納するために、データセット名とボリューム通し番号を指定する必要があります。

パートナー属性情報およびレコード情報については、“OS IV NETSTAGE/パートナー説明書”を参照してください。
属性情報の表示は、属性情報を標準出力に出力します。

属性情報の出力情報を、以下に示します。

項目名

表示値

意味

MODULE-NAME

モジュール名

モジュール名

INTERFACE-NAME

インタフェース名

インタフェース名

OPERATION-NAME

オペレーション名

オペレーション名

INATTRIB

属性情報名

入力属性情報名

OUTATTRIB

属性情報名

出力属性情報名

REGISTERED-DATE

YYYY/MM/DD

コンパイル実施日付

TIME

HH:MM:SS

コンパイル実施時刻

ITEM-NUMBER

数値

該当属性情報に属する項目

NO

数値

シーケンス番号

NAME

パラメタ名

パラメタ名

KIND

NORMAL

階層レベル通常項目

ITEM-FORM

V
S
C
9
X
N
M

入出力項目の属性

TYPE

FIXED

項目部固定長

LENGTH1

数値

数値データの整数部の桁数

LENGTH2

数値

数値データの小数部の桁数

以下に、tdtransferコマンドのオプションおよび引数を説明します。

-p dpcfpath

属性情報をNETSTAGE/パートナーに送信するためのDPCF通信パス名を指定します。
属性情報を転送する場合は、必ず指定してください。

-i id1[id2] . . . [idn]

転送する属性情報の属性情報名をid1からidnまで指定します。
このオプションは、複数の属性情報名を指定できます。このオプションを省略すると、すべての属性情報が転送されます。

-c rildname

属性情報をNETSTAGE/パートナーに転送するためのレコード情報ライブラリのデータセット名をrildnameに指定します。このオプションを省略した場合は、NETSTAGE/パートナーの定義に従います。

-f pildname

属性情報をNETSTAGE/パートナーに転送するためのパートナー属性情報ライブラリのデータセット名をpildnameに指定します。このオプションを省略した場合は、NETSTAGE/パートナーの定義に従います。

-v rilvseri

属性情報をNETSTAGE/パートナーに転送するための作業用レコード情報ライブラリのボリューム通し番号をrilvseriに指定します。このオプションを省略した場合は、NETSTAGE/パートナーの定義に従います。

-w pilvseri

属性情報をNETSTAGE/パートナーに転送するためのパートナー属性情報ライブラリのボリューム通し番号をpilvseriに指定します。このオプションを省略した場合は、NETSTAGE/パートナーの定義に従います。

-m

メッセージファイル用の属性情報を転送する場合、必ず指定します。-dオプションと同時に指定することはできません。
-mおよび-dオプションの両方を省略した場合は、-dオプションを指定したことになります。

-d

表示ファイル用の属性情報を転送する場合指定します。-mオプションと同時に指定することはできません。
-mおよび-dオプションの両方を省略した場合は、-dオプションを指定したことになります。

-l [id1[id2] . . . [idn]]

属性情報の表示を行います。表示対象となる属性情報名をid1からidnまで指定します。このオプションは、複数の属性情報名を指定できます。属性情報名を省略すると、すべての属性情報が表示されます。このオプションを他のオプションと組み合わせて指定した場合エラーとなります。

注意事項

使用例

転送の場合の例

tdtransfer -p AEXIDCM1 -i TDFORM01 -c F3233.RECORD -f F3233.LIB
  -v VOL001 -w VOL002

表示の場合の例

tdtransfer -l TDFORM01
attibute information

MODULE-NAME    ==> MODULE1
INTERFACE-NAME ==> INT1
OPERATION-NAME ==> ALL101
INATTRIB       ==> TDFORM01
REGISTERED-DATE ==> 1998/02/24     TIME ==> 18:47:11
ITEM-NUMBER ==> 17
No NAME      KIND      ITEM-FORM TYPE      LENGTH1  LENGTH2
1  AIM11   NORMAL      X FIXED              1      -
2  AIM12   NORMAL      M FIXED              1      -