モニタデーモンがダウンした場合の対処について説明します。
モニタデーモンがダウンするとモニタデーモンの監視プロセスがモニタデーモンを再起動します(最大、3回まで再起動します)。再起動が失敗した場合は以下のメッセージをシステムログに出力します。
SYMFOWARE_SYMDX: ERROR: 31001: Failed to start the monitor daemon.
上記のメッセージが出力された場合のリカバリ操作の手順を以下に示します。
操作の手順
データベースサーバ1の操作
モニタデーモンのダウンを通知するメッセージを確認します。
システムログに出力されるメッセージから異常原因の調査と対処を行います。
dxstartコマンドを実行し、モニタデーモンを起動します。
$ dxstart
dxsvstartコマンドのcオプションを実行し、正系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。
$ dxsvstart -c
注意
正系ノードのモニタデーモンが停止している状態では、DBミラーリングシステムによる自動ノード切替えを実施できません。このため、モニタデーモンが停止した場合、データベースが正常に動作していることを確認した上で、早急にモニタデーモンのリカバリを実施してください。
参照
正系ノードの異常のとき、強制的に副系ノードに切り替える場合は“2.3.1.2 利用者によるノード切替えの契機となるメッセージ”を参照してください。