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Symfoware Server V11.0.0 Mirroring Controller運用ガイド
Symfoware

5.7.1 モニタデーモンのダウン

モニタデーモンがダウンした場合の対処について説明します。

モニタデーモンがダウンするとモニタデーモンの監視プロセスがモニタデーモンを再起動します(最大、3回まで再起動します)。再起動が失敗した場合は以下のメッセージをシステムログに出力します。

SYMFOWARE_SYMDX: ERROR: 31001: Failed to start the monitor daemon.

上記のメッセージが出力された場合のリカバリ操作の手順を以下に示します。

操作の手順

データベースサーバ1の操作

  1. モニタデーモンのダウンを通知するメッセージを確認します。

  2. システムログに出力されるメッセージから異常原因の調査と対処を行います。

  3. dxstartコマンドを実行し、モニタデーモンを起動します。

    $ dxstart
  4. dxsvstartコマンドのcオプションを実行し、正系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。

    $ dxsvstart -c

注意

正系ノードのモニタデーモンが停止している状態では、DBミラーリングシステムによる自動ノード切替えを実施できません。このため、モニタデーモンが停止した場合、データベースが正常に動作していることを確認した上で、早急にモニタデーモンのリカバリを実施してください。

参照

正系ノードの異常のとき、強制的に副系ノードに切り替える場合は“2.3.1.2 利用者によるノード切替えの契機となるメッセージ”を参照してください。