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Symfoware Server V11.0.0 Mirroring Controller運用ガイド
Symfoware

2.3.1 ノード切替えの契機となるメッセージ

ノード切替えの契機となるメッセージについて説明します。

2.3.1.1 自動ノード切替えの契機となるメッセージ

DBミラーリングシステムの監視対象に異常が発生した場合、DBミラーリングシステムにより自動ノード切替えを行うことができます。

DBミラーリングシステムが監視対象の異常を検知すると、検知した異常に応じて以下のいずれかのメッセージを正系ノードに出力して、自動ノード切替えを行います。

ノードの切替え中は、以下の順番でメッセージを副系ノードに出力します。

  1. 副系ノードから正系ノードへの切替えが可能になったことを知らせるメッセージ:

    SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 12130: It was judged that the switch from the secondary node to the primary node was possible.
  2. 副系ノードから正系ノードへノード切替えを開始したことを知らせるメッセージ:

    SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 12131: Starting to switch from the secondary node to the primary node.
  3. 副系ノードとしてのDBミラーリングサービスが停止したので、正系ノードとしてDBミラーリングサービスを開始したことを知らせるメッセージ:

    SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 12135: The state transition from the DB mirroring service of the primary to the DB mirroring service of secondary is begun.
  4. ノード切替えの完了を知らせるメッセージ:

    SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 12132: The switch from the secondary node to the primary node has completed.

2.3.1.2 利用者によるノード切替えの契機となるメッセージ

利用者判断によるノード切替えは、DBミラーリングシステムが通知するメッセージまたはSymfoware/RDBが出力するメッセージを監視して縮退運用の開始が必要と判断した場合に実施してください。

DBミラーリングシステムがデータベースまたはノード間の通信環境に異常を検知すると、以下のメッセージを副系ノードに出力します。

ノードの切替え中は、以下の順番でメッセージを副系ノードに出力します。

  1. 副系ノードから正系ノードへの切替えが可能になったことを知らせるメッセージ:

    SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 12130: It was judged that the switch from the secondary node to the primary node was possible.
  2. 副系ノードから正系ノードへノード切替えを開始したことを知らせるメッセージ:

    SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 12131: Starting to switch from the secondary node to the primary node.
  3. 副系ノードとしてのDBミラーリングサービスが停止したので、正系ノードとしてDBミラーリングサービスを開始したことを知らせるメッセージ:

    SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 12135: The state transition from the DB mirroring service of the primary to the DB mirroring service of secondary is begun.
  4. ノード切替えの完了を知らせるメッセージ:

    SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 12132: The switch from the secondary node to the primary node has completed.