ここでは、仮想L-Serverを作成する場合のリソースの設定について説明します。
仮想L-Serverを作成する場合のリソースの設定は、利用するサーバ仮想化ソフトウェアにより異なります。
必要なリソースを本製品に登録します。
仮想L-Serverを作成する場合のリソースの登録は、以下のとおりです。
詳細は、「第9章 本製品へのリソースの登録」を参照してください。
設定項目 | 設定項目詳細 | ブレードサーバを利用する場合 | ラックマウント型/タワー型サーバを利用する場合 |
---|---|---|---|
リソースの登録 | VIOMの登録 | ○ (*1) | × |
VM管理製品の登録 | ○ (*2) | ○ (*2) | |
ストレージ管理製品の登録 | ○ (*3) | ○ (*3) | |
シャーシの登録 | ○ | × | |
管理対象サーバ(シャーシ内)の登録 | ○ | × | |
管理対象サーバの登録 | × | ○ | |
LANスイッチブレードの登録 | ○ | × | |
LANスイッチブレードのVLANの手動設定 | ○ (*4) | × | |
ネットワークデバイスリソースの登録 | ○ (*1) | ○ (*1) | |
電力監視デバイスの設定 | ○ (*1) | ○ (*1) | |
HBA address renameの設定 | × | ○ (*1) | |
HBA address rename設定サービスの設定 | × | ○ (*1) |
○: 必要
×: 不要
*1: 利用する場合に必要です。
*2: RHEL5-Xen、KVMを利用する場合は必要ありません。
*3: RHEL5-Xenを利用する場合に必要です。
*4: LANスイッチブレードのVLANの自動設定を利用しない場合だけ、必要です。
VMホストに対してソフトウェアのインストールおよびエージェントの登録を行います。
VMホストに対するOSインストール
VMホストに対する必須ソフトウェアのインストール
VMホストに対するエージェントおよびエージェント(ダッシュボード機能)のインストール
「2.2 エージェントのインストール」を参照してください。
エージェントの登録
リソースをグローバルプールに登録します。
仮想L-Serverを作成する場合のリソースのグローバルプールへの登録の概要は、以下のとおりです。
詳細は、「第12章 リソースのグローバルプールへの登録」を参照してください。
設定項目 | VMware | Hyper-V | Oracle VM | RHEL5-Xen | KVM |
---|---|---|---|---|---|
VMホストリソースのVMプールへの登録 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ネットワークリソースの事前設定 | × | × | ○ | ○ | ○ |
ネットワークリソースのネットワークプールへの登録 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ネットワークデバイスリソースのネットワークプールへの登録 | ○ (*1) | ○(*1) | ○(*1) | ○ (*1) | ○ (*1) |
仮想ストレージリソースのストレージプールへの登録 | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
ディスクリソースのストレージプールへの登録 | × | × | × | × | ○ |
MACアドレスのアドレスプールへの登録 | × | × | × | ○ | ○ |
○: 必要
×: 不要
*1: 利用する場合に必要です。
L-Serverテンプレートを作成します。
詳細は、「第13章 L-Serverテンプレートの作成」を参照してください。
クローニングイメージの作成と登録を行います。
インフラ管理者用L-Serverの作成
インフラ管理者用L-Serverを作成します。
詳細は、「第14章 インフラ管理者用L-Serverの作成」を参照してください。
インフラ管理者用の仮想L-Serverに対するソフトウェアのインストール
1.で作成したインフラ管理者用の仮想L-Serverに対してOSをインストールします。
クローニングイメージの作成と登録
クローニングイメージを作成して登録します。
詳細は、「第15章 クローニングイメージの採取と登録」を参照してください。
Solarisコンテナを利用する場合のリソースの設定は、以下のとおりです。
リソースの登録
必要なリソースを登録します。SPARC Enterprise M4000以上の場合、シャーシの登録が必要です。
詳細は、「C.7.2 本製品へのリソースの登録」を参照してください。
VMホストに対するソフトウェアのインストールとエージェントの登録
VMホストに対するOSインストール
VMホストに対する必須ソフトウェアのインストール
VMホストに対するエージェントのインストール
「2.2 エージェントのインストール」を参照してください。
エージェントの登録
リソースのグローバルプールへの登録
リソースをグローバルプールに登録します。
詳細は、「C.7.3 リソースのリソースプールへの登録」を参照してください。