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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.0 導入ガイド

1.2.3 仮想L-Serverを作成する場合

ここでは、仮想L-Serverを作成する場合のリソースの設定について説明します。

仮想L-Serverを作成する場合のリソースの設定は、利用するサーバ仮想化ソフトウェアにより異なります。

1.2.3.1 Solarisコンテナ以外の場合

1.2.3.1.1 リソースの登録

必要なリソースを本製品に登録します。

仮想L-Serverを作成する場合のリソースの登録は、以下のとおりです。

詳細は、「第9章 本製品へのリソースの登録」を参照してください。

表1.5 仮想L-Serverを作成する場合のリソースの登録

設定項目

設定項目詳細

ブレードサーバを利用する場合

ラックマウント型/タワー型サーバを利用する場合

リソースの登録

VIOMの登録

○ (*1)

×

VM管理製品の登録

○ (*2)

○ (*2)

ストレージ管理製品の登録

○ (*3)

○ (*3)

シャーシの登録

×

管理対象サーバ(シャーシ内)の登録

×

管理対象サーバの登録

×

LANスイッチブレードの登録

×

LANスイッチブレードのVLANの手動設定

○ (*4)

×

ネットワークデバイスリソースの登録

○ (*1)

○ (*1)

電力監視デバイスの設定

○ (*1)

○ (*1)

HBA address renameの設定

×

○ (*1)

HBA address rename設定サービスの設定

×

○ (*1)

○: 必要
×: 不要
*1: 利用する場合に必要です。
*2: RHEL5-Xen、KVMを利用する場合は必要ありません。
*3: RHEL5-Xenを利用する場合に必要です。
*4: LANスイッチブレードのVLANの自動設定を利用しない場合だけ、必要です。

1.2.3.1.2 VMホストに対するソフトウェアのインストールとエージェントの登録

VMホストに対してソフトウェアのインストールおよびエージェントの登録を行います。

  1. VMホストに対するOSインストール

  2. VMホストに対する必須ソフトウェアのインストール

  3. VMホストに対するエージェントおよびエージェント(ダッシュボード機能)のインストール

    2.2 エージェントのインストール」を参照してください。

  4. エージェントの登録

1.2.3.1.3 リソースのグローバルプールへの登録

リソースをグローバルプールに登録します。

仮想L-Serverを作成する場合のリソースのグローバルプールへの登録の概要は、以下のとおりです。

詳細は、「第12章 リソースのグローバルプールへの登録」を参照してください。

表1.6 仮想L-Serverを作成する場合のリソースのグローバルプールへの登録

設定項目

VMware

Hyper-V

Oracle VM

RHEL5-Xen

KVM

VMホストリソースのVMプールへの登録

ネットワークリソースの事前設定

×

×

ネットワークリソースのネットワークプールへの登録

ネットワークデバイスリソースのネットワークプールへの登録

○ (*1)

○(*1)

○(*1)

○ (*1)

○ (*1)

仮想ストレージリソースのストレージプールへの登録

×

ディスクリソースのストレージプールへの登録

×

×

×

×

MACアドレスのアドレスプールへの登録

×

×

×

○: 必要
×: 不要
*1: 利用する場合に必要です。

1.2.3.1.4 L-Serverテンプレートの作成

L-Serverテンプレートを作成します。

詳細は、「第13章 L-Serverテンプレートの作成」を参照してください。

1.2.3.1.5 クローニングイメージの作成と登録

クローニングイメージの作成と登録を行います。

  1. インフラ管理者用L-Serverの作成

    インフラ管理者用L-Serverを作成します。

    詳細は、「第14章 インフラ管理者用L-Serverの作成」を参照してください。

  2. インフラ管理者用の仮想L-Serverに対するソフトウェアのインストール

    1.で作成したインフラ管理者用の仮想L-Serverに対してOSをインストールします。

  3. クローニングイメージの作成と登録

    クローニングイメージを作成して登録します。

    詳細は、「第15章 クローニングイメージの採取と登録」を参照してください。

1.2.3.2 Solarisコンテナを利用する場合

Solarisコンテナを利用する場合のリソースの設定は、以下のとおりです。

  1. リソースの登録

    必要なリソースを登録します。SPARC Enterprise M4000以上の場合、シャーシの登録が必要です。

    詳細は、「C.7.2 本製品へのリソースの登録」を参照してください。

  2. VMホストに対するソフトウェアのインストールとエージェントの登録

    1. VMホストに対するOSインストール

    2. VMホストに対する必須ソフトウェアのインストール

    3. VMホストに対するエージェントのインストール

      2.2 エージェントのインストール」を参照してください。

    4. エージェントの登録

  3. リソースのグローバルプールへの登録

    リソースをグローバルプールに登録します。

    詳細は、「C.7.3 リソースのリソースプールへの登録」を参照してください。