ここでは、外部媒体などに退避されたイメージファイルを、管理サーバに復元する手順について説明します。
注意
マネージャーに登録されていない管理対象サーバのシステムイメージは、復元しないでください。
以下のハードウェア条件を満たしていない管理対象サーバのイメージファイルは、復元しないでください。
管理対象サーバの機種、モデル、マザーボードおよびCPUが同じであること。
オプションカードおよび拡張ボードとその搭載位置など、ハードウェア構成が同じであること。
「設計ガイド VE」の「6.2.7 管理対象サーバのBIOS設定」に従って同じBIOS設定がされていること。
LAN、SANの接続が同じ冗長化方式、冗長パス数で、同一のネットワーク装置やストレージ装置にアクセスできること。
マネージャーが管理するイメージファイルの世代数は、最大3世代です。最大世代数以上のイメージファイルを復元しないでください。
事前確認
RORコンソールのイメージ一覧に表示されるシステムイメージとクローニングイメージを確認します。
イメージファイルの削除
必要に応じてシステムイメージとクローニングイメージを削除します。
復元によって、管理対象サーバごとに保持できる最大世代数を超えないように、事前にRORコンソールから不要なシステムイメージとクローニングイメージを削除してください。
マネージャーの停止
マネージャーの停止については、「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。
注意
「マネージャー本体」、「関連サービス」の両方のサービスが停止しているか確認してください。
イメージファイルの復元
退避していたリソースフォルダーを、フォルダーごとイメージファイル格納フォルダーの配下にコピーします。
注意
退避した時点のリソースフォルダー名のままでイメージファイル格納フォルダーの配下にコピーしてください。
ただし、同一世代のリソースフォルダーが存在する場合、リソースフォルダーの世代部分を"1~最も大きい世代+1"の範囲で重複しない整数に変更してください。
マネージャーの起動
マネージャーの起動については、「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。
注意
「マネージャー本体」、「関連サービス」の両方のサービスが起動しているか確認してください。
事後確認
RORコンソールで[イメージ一覧]タブを選択します。
復元したシステムイメージとクローニングイメージが表示されているか確認してください。