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ServerView Resource Orchestrator Express/Virtual Edition V3.1.0 運用ガイド

10.3 イメージファイルの復元

ここでは、外部媒体などに退避されたイメージファイルを、管理サーバに復元する手順について説明します。

注意

  • マネージャーに登録されていない管理対象サーバのシステムイメージは、復元しないでください。

  • 以下のハードウェア条件を満たしていない管理対象サーバのイメージファイルは、復元しないでください。

    • 管理対象サーバの機種、モデル、マザーボードおよびCPUが同じであること。

    • オプションカードおよび拡張ボードとその搭載位置など、ハードウェア構成が同じであること。

    • 「設計ガイド VE」の「6.2.7 管理対象サーバのBIOS設定」に従って同じBIOS設定がされていること。

    • LAN、SANの接続が同じ冗長化方式、冗長パス数で、同一のネットワーク装置やストレージ装置にアクセスできること。

  • マネージャーが管理するイメージファイルの世代数は、最大3世代です。最大世代数以上のイメージファイルを復元しないでください。

  1. 事前確認

    RORコンソールのイメージ一覧に表示されるシステムイメージとクローニングイメージを確認します。

  2. イメージファイルの削除

    必要に応じてシステムイメージとクローニングイメージを削除します。
    復元によって、管理対象サーバごとに保持できる最大世代数を超えないように、事前にRORコンソールから不要なシステムイメージとクローニングイメージを削除してください。

  3. マネージャーの停止

    マネージャーの停止については、「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

    注意

    「マネージャー本体」、「関連サービス」の両方のサービスが停止しているか確認してください。

  4. イメージファイルの復元

    退避していたリソースフォルダーを、フォルダーごとイメージファイル格納フォルダーの配下にコピーします。

    注意

    退避した時点のリソースフォルダー名のままでイメージファイル格納フォルダーの配下にコピーしてください。
    ただし、同一世代のリソースフォルダーが存在する場合、リソースフォルダーの世代部分を"1~最も大きい世代+1"の範囲で重複しない整数に変更してください。

  5. マネージャーの起動

    マネージャーの起動については、「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

    注意

    「マネージャー本体」、「関連サービス」の両方のサービスが起動しているか確認してください。

  6. 事後確認

    1. RORコンソールで[イメージ一覧]タブを選択します。

    2. 復元したシステムイメージとクローニングイメージが表示されているか確認してください。