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ServerView Resource Orchestrator Express/Virtual Edition V3.1.0 運用ガイド

2.1 マネージャーの起動と停止

マネージャーは、管理サーバを起動することで、自動的に起動します。
ここでは、マネージャーを意図的に起動、停止する方法、および起動状態の確認方法について説明します。

【Windowsマネージャー】
マネージャーは、以下のWindowsのサービスから構成されています。

Windowsのコントロール パネルで[管理ツール]から[サービス]を開き、[サービス]画面で、それぞれのサービス状態を確認できます。

サービスの起動と停止は、rcxadm mgrctlコマンドのstart、stopサブコマンドを使用します。

本コマンドを使用することで、マネージャー本体と関連サービスをまとめて起動、停止できます。

コマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「5.11 rcxadm mgrctl」を参照してください。

なお、クラスタ運用におけるサービスの起動と停止は、フェールオーバー クラスタ管理ツリーで、マネージャー用の"サービスまたはアプリケーション"を右クリックし、表示されたメニューで[このサービスまたはアプリケーションをオンラインにする(B)]または[このサービスまたはアプリケーションをオフラインにする(T)]を選択します。

【Linuxマネージャー】
マネージャーは、以下のLinuxのサービスから構成されています。

以下のように、serviceコマンドでそれぞれのサービス状態を確認できます。

# service rcvmr status <RETURN>
# service scwdepsvd status <RETURN>
# service scwpxesvd status <RETURN>
# service scwtftpd status <RETURN>

サービスの起動と停止は、rcxadm mgrctlコマンドのstart、stopサブコマンドを使用します。

本コマンドを使用することで、マネージャー本体と関連サービスをまとめて起動、停止できます。

コマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「5.11 rcxadm mgrctl」を参照してください。

なお、クラスタ運用におけるサービスの起動と停止は、クラスタシステムの運用管理ビュー(Cluster Admin)を使用して行います。

詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

注意

  • 管理LAN上でServerView Deployment Managerを使用する場合、本製品の関連サービスは自動的に無効になります。ServerView Deployment Managerと衝突することを防ぐために、これらのサービスは決して起動させないでください。詳細は、「導入ガイド VE」の「付録B ServerView Deployment Managerとの共存」を参照してください。

  • マネージャーを構成するサービスのうち、一部を停止した状態では運用できません。必ず、すべてのサービスが動作している状態で運用してください。

  • マネージャー起動時に、ケーブルが抜けているなどの理由で管理LANによる通信ができない状態になっていると、PXE Servicesが自動的に起動しない場合があります。PXE Servicesが停止していた場合、管理LANのネットワークインターフェースを調査し、外部と通信できることを確認してください。

    通信できなかった場合、管理LANを復旧したあとに、再度マネージャーを起動してください。