ここでは、リモート開発環境構築に必要な次の設定の詳細を説明します。
サーバへのサービスの導入と起動
リモート開発機能は、サーバシステム側でリモート開発機能が必要とするサービスが動作していることが前提となっています。したがって、これらのサービスの導入と起動が必要です。
サーバ側に導入が必要なサービスは、サーバのOSおよびNetCOBOLの製品バージョンで決まります。
サーバのOSがSolaris、Linux(x86)またはLinux(Itanium)で、かつ、サーバのNetCOBOLの製品バージョンがV10以前の場合
ftpd
rexec
上記以外
NetCOBOLリモート開発サービス
また、サーバのOSがSolarisまたはLinuxの場合、リモートデバッグ機能を使用するには、次のサービスも必要となります。
telnetd
サーバ側のユーザ環境の設定
リモート開発の各機能でサーバ側のユーザ環境に定義された環境変数の値を参照するため、その値を設定する必要があります。
ローカルPC側の環境設定
各開発者が使用するInterstage Studioでサーバと連携するための情報を設定する必要があります。
注意
"サーバへのサービスの導入と起動"および"サーバ側のユーザ環境の設定"の操作を行う場合、サーバの管理者権限が必要となります。