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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用)
Systemwalker

12.2.1 稼働状況を表示する

アプリケーションを監視する手順を説明します。

監視対象アプリケーションの稼働状況を表示する

  1. [Systemwalkerコンソール[監視]]で、[監視ツリー選択]コンボボックスから稼働状態を確認したいアプリケーションが所属するツリーを選択します。

  2. ツリーから、アプリケーションが所属するフォルダを選択します。

  3. [表示]メニューから[最新の稼働状態を表示]を選択します。

    →選択した業務に所属するアプリケーションの最新の稼働状況が徐々に表示されます。
    稼働状態は、アプリケーションの背景画像で識別します。

    注意

    同一ディレクトリ、同一実行ファイル名のアプリケーションを複数起動する場合、1つでも稼働していれば起動中となります。

アイコンの背景画像の設定方法

  1. [表示]メニューから[デザインの設定]を選択します。

    →[デザインの設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [監視マップ]タブの[設定]コンボボックスで[アプリケーションの状態]を選択します。

    →アイコンの背景画像の設定ができます。ただし、監視対象でないものについては設定できません。

注意

  • Solaris、HP-UXおよびLinuxでは以下に示す条件のとき、稼働監視を行うことができません。したがって、アプリケーションの稼働状態は常に“停止中”と表示されます。

    OS

    稼働監視ができない条件

    Solaris

    • インストールディレクトリ+実行ファイルが、81バイト以上の場合

    • シェルプロセスの場合、シェルインタープリタ名の長さ+オプション+シェルスクリプト名の長さが81バイト以上の場合
      例)以下の場合は51バイト
      /bin/csh -f /opt/FJSVspmex/script/mpstat/mpstat.csh

    HP-UX

    • アプリケーションを起動したときの文字数(格納ディレクトリ名文字数+実行ファイル名文字数)が61文字以上の場合

    • 監視対象アプリケーションの格納ディレクトリまたは実行ファイル名に日本語が含まれていた場合

    Linux

    • 監視対象アプリケーションの格納ディレクトリまたは実行ファイル名に半角カナが含まれていた場合

    • Linux for Itanium版のサーバで、監視対象アプリケーションの格納ディレクトリ名または実行ファイル名に日本語文字が含まれている場合

    • シェルスクリプトを監視する場合で、該当シェルスクリプト(起動中)のpsコマンド結果が、以下のように"[]"付きのシェルスクリプト名(ksh、cshなど)で表示される場合

      ------------------------
      PID COMMAND  COMMAND
      204 ksh      [ksh]
      ------------------------

      上記の場合、アプリケーションの稼働監視では停止中と判断され、監視ができない場合があります。

  • 上位サーバと通信切断されている場合にはアプリケーションの稼働状況を通知しません。下位サーバが動作しているかどうかは、ノード状態の監視で実施してください。

アプリケーションの稼働状況の背景画像の初期値

アプリケーションの背景色の初期値については、“オブジェクトの稼働状態を示す背景画像の初期”を参照願います。