イベント発生時にSNMPトラップを発行するためには、[アクション定義(詳細)]-[SNMPトラップ]の設定が必要です。[SNMPトラップ]の[アクション定義(詳細)]ダイアログボックスでは、以下の項目について設定します。
SNMPトラップ発行の有無
[実行方法の指定]
[トラップ送信先]
[メッセージ]
[メッセージをトラップで送信する]
SNMPトラップを発行するときに、[SNMPトラップを発行する]チェックボックスをチェックします。チェックボックスをチェックしたときだけ、SNMPトラップ定義の詳細について設定します。
注意
SNMPトラップとして送信可能なバイト数が2キロバイトまでであるため、発生イベントを含むSNMPトラップ全体のPDU長が2キロバイトを超えるSNMPトラップは送信できません。
ポイント
SNMPトラップは、以下の形式で送信されます。
[アクション定義(詳細)]の呼び出し方法については、“アクションを定義する”の“[イベント定義/アクション定義]の呼び出し方法”を参照してください。
アクション実行ログを出力する
mpaosactrev(アクション実行履歴の表示コマンド)を実行すると、アクション実行履歴ファイルに、以下の形式で表示されます。
時刻 番号 SNMP 処理 [HOST=ホスト名] |
項目は、以下の値を表しています。
項目名 | 値 |
---|---|
時刻 | 出力したアクションの情報の処理を行った日時 |
番号 | イベント監視の条件定義と比較したイベントのサービスを起動してからの通番です。 |
処理 | 以下のどれかになります。 START: NORMAL: ERROR: |
HOST=ホスト名 | 処理が“START”の場合に、SNMPトラップを発行したホスト名を表示します。 |