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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用)
Systemwalker

3.3 監視機能を設定する

監視機能を利用するために、まず、監視条件をポリシーとして設定します。

[Systemwalkerコンソール]から[ポリシーの簡易設定]画面を起動し、監視項目(監視の[有効]/[無効]や、[監視対象製品])を選択するだけで、自動的にポリシーが設定されます。設定できる項目は、以下のとおりです。

具体的な値については、“[ポリシーの簡易]での設定値”を参照してください。

設定方法には、以下の2とおりがあります。

[ポリシーの簡易設定]画面でのポリシー設定は、単一ノードに対して実行できます。

ポリシーを設定する

新規にポリシーを設定する場合の手順を以下に示します。

  1. 運用管理サーバ、または運用管理クライアントで、[Systemwalkerコンソール]を起動します。

  2. [Systemwalkerコンソール[編集]]画面にします。

  3. 設定するノードを単一選択します。

  4. [ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[ポリシーの簡易設定]を選択します。

    →[ポリシーの簡易設定]画面が表示されます。

    運用管理サーバにSystemwalkerテンプレートをインストールしていない場合は、[アプリケーションの稼働監視の設定]の[監視対象製品]ボタンはグレーアウトされています。(Systemwalkerテンプレートは、以下のURL からダウンロードできます。)

    注意

    イベント監視の条件の設定を行う場合、[イベント監視の条件定義]画面を起動しているときは、終了してください。[イベント監視の条件定義]画面を起動中に設定した場合、正しく設定されません。

  5. [標準値で設定する]ボタンを選択します。

  6. [標準設定]で設定できる以下の項目について、設定値を選択します。

    • [稼働状態の監視の設定]

      稼働状態の監視を設定します。

    • [ネットワーク性能の監視の設定]

      ネットワーク性能の監視機能を設定します。

      運用管理サーバに、性能監視がインストールされている場合に設定できます。

      • [有効]:ネットワーク性能の監視を行います。

      • [無効]:ネットワーク性能の監視は行いません。

    • [イベント監視の条件の設定]

      イベント監視の条件定義を設定します。監視対象ノードにシステム監視がインストールされている場合に設定できます。

      1. [監視対象製品]ボタンをクリックします。

        →[監視対象製品]画面が表示されます。

        運用管理サーバにSystemwalkerテンプレートをインストールしていない場合、Systemwalker Centric Manager、Systemwalker Operation Managerだけ選択できます。(Systemwalkerテンプレートは、以下のURLからダウンロードできます。)

        http://software.fujitsu.com/jp/technical/systemwalker/centricmgr/template/

      2. [製品一覧]から、監視する製品のチェックボックスをチェックします。チェックボックスは複数選択できます。

      3. [OK]ボタンをクリックします。

        →設定した内容が反映され、[監視対象製品]画面が終了します。

    • [アプリケーションの稼働監視の設定]

      アプリケーション稼働監視機能を設定します。監視対象ノード、および運用管理サーバに、アプリケーション管理がインストールされている場合に設定できます。

      1. [監視対象製品]ボタンをクリックします。

        →[監視対象製品]画面が表示されます。

      2. [製品一覧]から、監視する製品のチェックボックスをチェックします。チェックボックスは複数選択できます。

      3. [OK]ボタンをクリックします。

        →設定した内容が反映され、[監視対象製品]画面が終了します。

  7. [OK]ボタンをクリックします。

    →[ポリシーの簡易設定[確認]]画面が表示されます。

  8. [設定内容]を確認し、[はい]ボタンをクリックします。

    →[ポリシーの簡易設定[設定中]]画面が表示されます。

    →ポリシー設定が完了すると、[ポリシーの簡易設定[結果]]画面が表示されます。

  9. [すぐに配付]ボタンをクリックします。

    →[ポリシーの配付]画面が表示されます。

  10. 以下の値を選択して、[OK]ボタンをクリックします。

    • [ポリシーを適用するタイミング]:[すぐに適用する(配付先のサービスを再起動する)]ボタンを選択します。

    • [配付の対象]:[全て]ボタンを選択します。

設定した内容は、監視機能ごとのポリシー設定画面にも反映されます。設定内容の詳細は、“[ポリシーの簡易設定]画面で設定値”を参照してください。

ポリシーをコピーする

すでにポリシー設定されているノードと同じポリシーを設定する場合の手順を以下に示します。

  1. 運用管理サーバ、または運用管理クライアントで、[Systemwalkerコンソール]を起動します。

  2. [Systemwalkerコンソール[編集]]画面にします。

  3. コピー先のノードを単一選択します。

  4. [ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[ポリシーの簡易設定]を選択します。

    →[ポリシーの簡易設定]画面が表示されます。

  5. [既存のポリシーをコピーして設定する]ボタンを選択し、[参照]ボタンをクリックします。

    →[コピー元ノード選択]画面が表示されます。

  6. コピー元ノードを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

    →[ポリシーの簡易設定[確認]]画面が表示されます。

  7. [はい]ボタンをクリックします。

    →[ポリシーの簡易設定[設定中]]画面が表示されます。

    →ポリシー設定が完了すると、[ポリシーの簡易設定[結果]]画面が表示されます。

  8. [すぐに配付]ボタンをクリックします。

    →[ポリシーの配付]画面が表示されます。

  9. 以下の値を選択して、[OK]ボタンをクリックします。

    • [ポリシーを適用するタイミング]:[すぐに適用する(配付先のサービスを再起動する)]ボタンを選択します。

    • [配付の対象]:[全て]ボタンを選択します。

設定した内容は、監視機能ごとのポリシー設定画面にも反映されます。設定内容の詳細は、“[ポリシー簡易設定]画面での設定値”を参照してください。

ポイント

ポリシーが適用された後の処理

監視イベント一覧やマップの状態は、簡易ポリシーの設定処理中は更新されません。ポリシー設定の終了後にまとめて更新されます。

アクション定義を行う場合

設定したイベント監視の条件定義は、[イベント監視の条件定義]ウィンドウを表示して、内容を確認できます。しかし、設定されている内容を、直接変更することはできません。アクション定義などを行う場合は、[イベント監視の条件定義]ウィンドウで、まず、内容を変更したい定義の行を[ポリシーの簡易設定][イベント監視の条件定義]優先順位が高い位置へコピーします。そして、コピーした定義にアクション定義を行ってください。アクション定義については、“アクションを定義する”を参照してください。