全体監視サーバで以下のコマンドを実行し、監視対象の運用管理サーバを登録します。MpFwSetOval(全体監視設定コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。
注意
クラスタシステムの場合
被監視運用管理サーバがクラスタシステムの場合は、被監視運用管理サーバのホスト名として、クラスタのセットアップで指定した論理ホスト名を指定する必要があります。クラスタシステムの論理ホスト名の確認方法については、“Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編”、または“Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド Windows編”を参照してください。
Systemwalkerプロトコルの場合
【UNIX版】
/opt/systemwalker/bin/MpFwSetOval -f add -h 被監視運用管理サーバのホスト名 -s 被監視運用管理サーバのサイト名(管理ドメイン名) -p IPアドレス [-l 0|1] |
【Windows版】
MpFwSetOval -f add -h 被監視運用管理サーバのホスト名 -s 被監視運用管理サーバのサイト名(管理ドメイン名) -p IPアドレス [-l 0|1] |
IPアドレスには、全体監視サーバで認識可能な被監視運用管理サーバ側のNATのグローバルIPアドレスを指定します。
サーバ間連携の設定の可否を指定します。Systemwalkerプロトコルでサーバ間連携を行わない場合は“0”を指定します。“-l”オプションを省略した場合は、“-l”オプションに“1”を指定した(サーバ間連携を行う)ものとみなされます。
サーバ間連携を行わない
サーバ間連携を行う
ポイント
運用管理サーバが正常に登録されると、以下のメッセージが出力されます。
MpFwSetOval:Complete additive monitored operation management server. |
注意
[Systemwalkerコンソール]起動時に、自動作成されたサブネットフォルダ配下にサイト名(管理ドメイン名)がない被監視側運用管理サーバのノードが存在する場合があります。このノードは不要なノードなので手動で削除してください。
被監視運用管理サーバのサイト名(管理ドメイン名)長とホスト名長の合計が127バイトを超えた場合、以下の機能が制限となります。
イベントの監視
発生元ホスト名の129バイト目以降が表示されません。
リモートコマンドの発行
リモートコマンドは発行できません。
運用形態名での監視
運用形態名で監視することができません。
サーバ間連携によるイベント状態の同期
イベント状態の同期は行えません。
インターネット標準プロトコルの場合
【UNIX版】
/opt/systemwalker/bin/MpFwSetOval -f add -h 被監視運用管理サーバのホスト名 -s 被監視運用管理サーバのサイト名(管理ドメイン名) [-e 被監視運用管理サーバのメールアドレス(ポリシー配付用)] |
【Windows版】
MpFwSetOval -f add -h 被監視運用管理サーバのホスト名 -s 被監視運用管理サーバのサイト名(管理ドメイン名) [-e 被監視運用管理サーバのメールアドレス(ポリシー配付用)] |
注意
登録する運用管理サーバのバージョンレベルが、全体監視サーバのバージョンレベルよりも古い場合
インターネット標準プロトコルを使用する場合で、登録する監視対象の運用管理サーバのバージョンレベルが、V13.2.0以前の場合は、必ず“-v”オプションで登録する監視対象の運用管理サーバのバージョンレベルを指定してください。バージョンレベルは、以下の形式で指定してください。
V10.0/V10L10~V13.2.0の場合
-v V13.0L30 |
V5.2/V50L30の場合
-v V5.0L30 |
監視対象の運用管理サーバのバージョンレベルがV13.3.0以降の場合、バージョンレベルを指定する必要はありません。
ポイント
運用管理サーバが正常に登録されると、以下のメッセージが出力されます。
MpFwSetOval:Complete additive monitored operation management server. |