以下のシステム構成図を元に全体監視の運用について説明します。
全体監視運用では以下のような運用ができます。
東京センタから福岡(営業所)、および大阪(営業所)の運用を監視します。
福岡(営業所)、および大阪(営業所)の運用管理サーバを、東京センタの全体監視サーバで一元管理することができます。各営業所のシステム状況は、リアルタイムに東京センタの全体監視サーバに通知されます。
東京センタと各営業所で運用管理作業を分担することができます。昼間は福岡(営業所)、および大阪(営業所)で監視し、夜間は東京センタで監視するなどの運用ができます。
全社的に使用する資源は、東京センタから配付し、各営業所で使用する資源は、各営業所の管理サーバから配付することができます。
また、資源配付は以下の3形態をサポートします。
運用管理サーバを配付サーバとし、全体監視サーバは配付結果監視だけの運用
全体監視サーバを配付サーバとする運用
(運用管理サーバは中継サーバの位置付けで運用)
全体監視サーバ、および運用管理サーバを配付サーバとする運用
(全体監視サーバから運用管理サーバへ資源を配付し、その資源を運用管理サーバから配下サーバへ配付する運用)
全体監視サーバにすべてのサーバのログを収集することができます。
注意
全体監視機能を使用する場合、全体監視サーバの下位サーバとして二重化運用している運用管理サーバを配置することはできません。
シングルサイト型の場合、使用できる機能については、“機能概要”の“使用できる機能”を参照してください。ここでは、以下について説明します。
運用時の留意事項
監査ログ管理
なお、その他の運用方法については、“Systemwalker Centric Manager使用手引書 監視機能編”、および“Systemwalker Centric Manager使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。