ここでは、本製品のインストール時に出力または表示するメッセージについて説明します。
【メッセージの意味】
構成ファイル bdpp.conf が存在しません。
【対処方法】
bdpp.conf を作成し、bdpp.conf ファイルのパスを環境変数 BDPP_CONF_PATH に指定してください。
【メッセージの意味】
構成ファイル bdpp.conf 内の $NUM(行番号):$LINE (パラメーターおよび指定値)に示すパラメーターに誤りがあります。
【対処方法】
bdpp.conf を参照してパラメーターを確認し、正しい内容に修正してください。
【メッセージの意味】
マスタサーバをインストールしようとしているサーバの IP アドレスが、構成ファイル bdpp.conf に指定されたパラメーター(BDPP_PRIMARY_IPまたはBDPP_SECONDARY_IP)の値と一致しません。
【対処方法】
以下に示す、いずれかの内容を確認して対処を行ってください。
構成ファイル bdpp.conf に指定した BDPP_PRIMARY_IP または BDPP_SECONDARY_IP が業務 LAN の接続用に割り当てられた IP アドレスと一致していないことが考えられます。
業務 LAN の接続用に割り当てられた IP アドレスが指定されているかを確認し、正しい値を指定してから、再度インストールを実施してください。
業務 LAN のネットワークインターフェースが活性化されているかを確認し、活性化されていない場合は、業務 LAN のネットワークインターフェースを活性化してから、再度インストールを実施してください。
例
# /etc/init.d/netowork restart <Enter>
【メッセージの意味】
“BDPP_PDFS_FILESYSTEM”で、DFS ファイルシステムを使用しようとしているにも関わらず、“BDPP_PDFS_MOUNTPOINT”にマウントポイントが指定されていません。
【対処方法】
“BDPP_PDFS_MOUNTPOINT” に PDFS のマウントポイントを指定してください。
【メッセージの意味】
$PROCESS に示すインストール処理で失敗しました。
【対処方法】
$PROCESS が“groupadd”または、“useradd”の場合
groupadd コマンドまたは、useraddコマンドの処理に失敗しています。bdpp.confファイルに指定されている“BDPP_HADOOP_GROUP”または、“BDPP_HADOOP_USER”の指定値が、すでにシステムに登録されていないかを確認し、登録されている場合は削除してから、再度インストールを実施してください。
$PROCESS が“PDFS”の場合
ディレクトリ"/opt/FJSVpdfs"、"/etc/opt/FJSVpdfs"、"/var/opt/FJSVpdfs"、または"/etc/pdfs"が残ったままとなっていることが考えられます。バックアップが必要な場合はバックアップした後、該当のディレクトリを削除してから、インストーラーを再実行してください。
$PROCESS が“ServerView Resource Orchestrator”の場合
「2.3.3.1 必須ソフトウェアの入手と設定」-「必須ソフトウェアの入手」の「Microsoft LAN Manager モジュールの入手および展開」に示す"Microsoft LAN Manager モジュール"が、システムの作業用ディレクトリ(/tmp)に存在しないことが考えられます。"Microsoft LAN Manager モジュール"をシステムの作業用ディレクトリ(/tmp)に配置してから、インストーラーを再実行してください。
$PROCESS が上記以外の場合
インストールログ“/var/tmp/bdpp_inst.log”を参照して、エラー原因を取り除いてから再度インストールを実施してください。
【メッセージの意味】
$PROCESSに示すアンインストーラー処理でアンインストールに失敗しました。
【対処方法】
インストールログ“/var/tmp/bdpp_inst.log”を参照して、エラー原因を取り除いてから再度アンインストールを実施してください。
【メッセージの意味】
実行する利用者に管理者権限がありません。
【対処方法】
システム管理者権限で再実行してください。
【メッセージの意味】
$PKGに示す必須パッケージがインストールされていません。
【対処方法】
$PKGに示す必須パッケージをインストールしてください。
注意
上記メッセージ以外のエラーメッセージが出力または表示された場合、当社技術員に連絡してください。