ここでは、本製品のセットアップ時に出力または表示するメッセージについて説明します。
【メッセージの意味】
クラスタのセットアップに失敗しました。
【対処方法】
cluster_setup2 で、セットアップに失敗する場合
クラスタインタコネクトの NIC 設定が"ONBOOT=YES"になっていないことが考えられます。
"/etc/sysconfig/network-scripts"の"ifcfg-ethX"(*)の設定で"ONBOOT=YES"になっているかを確認し、"NO"の場合は"YES"に変更した後、ネットワークインターフェースを再起動してから、cluster_setup2 を再実行してください。
*: ethX は、クラスタインタコネクトで使用するネットワークインターフェースです。X は数字を指定します。
上記以外の場合
本メッセージの前に出力されるメッセージを確認し、対処を行った上で再度クラスタのセットアップを実施してください。
【メッセージの意味】
クラスタのアンセットアップに失敗しました。
【対処方法】
本メッセージの前に出力されるメッセージを確認し、対処を行った上で再度クラスタのアンセットアップを実施してください。
【メッセージの意味】
$PROCESSに示すセットアップ処理でセットアップに失敗しました。
【対処方法】
$PROCESS が “PRIMECLUSTER GLS”の場合
インストール後に再起動が行われていないことが考えられます。システムを再起動してから、再度セットアップを実施してください。
$PROCESS が上記以外の場合
セットアップログ“/var/opt/FJSVbdpp/log/bdpp_setup.log”を参照して、エラー原因を取り除いてから再度セットアップを実施してください。
【メッセージの意味】
$PROCESSに示すアンセットアップ処理でアンセットアップに失敗しました。
【対処方法】
セットアップログ“/var/opt/FJSVbdpp/log/bdpp_setup.log”を参照して、エラー原因を取り除いてから再度アンセットアップを実施してください。
【メッセージの意味】
“/etc/opt/FJSVbdpp/conf”配下にスレーブサーバ定義ファイル(slaves)がありません。
【対処方法】
スレーブサーバ定義ファイル(slaves)を作成し、“/etc/opt/FJSVbdpp/conf”配下に格納してください。
【メッセージの意味】
DFS がマウントされていません。
【対処方法】
DFS をマウントしてください。
【メッセージの意味】
fstab に指定されたマウントポイントと”BDPP_PDFS_MOUNTPOINT”の値が一致しません。
【対処方法】
fstab に指定したマウントポイントが構成ファイル(bdpp.conf)の”BDPP_PDFS_MOUNTPOINT”に指定されているかを確認し、正しい値となるように修正してください。
【メッセージの意味】
セットアップまたはアンセットアップ処理が、すでに実行されています。
【メッセージの意味】
実行する利用者に管理者権限がありません。
【対処方法】
システム管理者権限で再実行してください。
注意
上記メッセージ以外のエラーメッセージが出力または表示された場合、当社技術員に連絡してください。