ここでは、スレーブサーバに異常が発生した際の動作について説明します。
スレーブサーバに以下に示す異常が発生した場合、他のスレーブサーバが実行中のジョブを代替し、処理が継続されます。
スレーブサーバが停止した場合
スレーブサーバのシャットダウン、システムのパニック、強制電源切断などの場合
スレーブサーバがハングアップなど無応答となった場合
スレーブサーバのネットワークに異常が発生した場合
業務LANを二重化している場合は、その両方に異常が発生した場合
スレーブサーバに異常が発生した場合は、スレーブサーバのシステムログなどを確認して対処してから、マスタサーバから“bdpp_start コマンド”を実行し、異常となったスレーブサーバ上の Hadoop を再起動してください。
Hadoop の起動については、「A.1.11 bdpp_start」を参照してください。
注意
一部のスレーブサーバのHadoopを再起動するために、“bdpp_start コマンド”を実行した場合、「bdpp:WARN:001」メッセージが出力されますが、スレーブサーバの Hadoop の再起動には問題ありません。