連携サーバ機能のインストールの手順は、次のとおりです。
構成ファイル bdpp.conf の作成
連携サーバ機能のインストール
連携サーバ機能をインストールするために、構成ファイル“bdpp.conf”に対し、事前に設計した値を設定します。
構成ファイル“bdpp.conf”の詳細については、「A.2.1 bdpp.conf」の【連携サーバ】を参照してください。
以下の手順で、連携サーバ機能をインストールします。
連携サーバに、root 権限でログインします。
環境変数“BDPP_CONF_PATH”を設定します。
環境変数“BDPP_CONF_PATH”に構成ファイルbdpp.confが格納されているディレクトリを設定します。
例
構成ファイルbdpp.confを“/home/data/slaves”ディレクトリの配下で作成した場合
# export BDPP_CONF_PATH=/home/data/slaves <Enter>
DVD-ROM をマウントします。
DVD-ROM を DVD 装置にセットし、以下のコマンドを実行して DVD-ROM をマウントします。自動マウントデーモン(autofs)により、DVD-ROM の自動マウントを行うと、マウントオプションに"noexec"が設定されているため、インストーラの起動に失敗します。
# mount /dev/hdc {DVD-ROMマウントポイント} <Enter>
インストーラを起動します。
“bdpp_inst”を実行してインストーラを起動してください。
# {DVD-ROMマウントポイント}/bdpp_inst <Enter>
"4. Collaboration Server installation"を選択してください。
================================================================================ Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.0.0 All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU LIMITED 2012 ================================================================================ << Menu >> 1. Master Server installation 2. Slave Server installation 3. Development Server installation 4. Collaboration Server installation ================================================================================ Please select number to start specified Server installation [?,q] => 4 <Enter>
注意
インストールに失敗した場合は、出力されたメッセージの意味や対処方法を参考にして、または、必要に応じてインストールログ(/var/tmp/bdpp_install/log)を参照して、失敗した原因を取り除き、再度インストールを実施してください。