本製品を使用したシステム構築を行うには、以下の準備が必要となります。
サーバ環境の準備
次に示す各サーバごとに、基本ソフトウェアおよび基本ソフトウェアの必須パッケージが新規に導入されていることが前提となります。
基本ソフトウェアおよび必須パッケージについては、「2.1.2.2 基本ソフトウェア」および「付録C 必須パッケージ」を参照してください。
マスタサーバ2台(プライマリサーバ、セカンダリサーバ)
スレーブサーバ1台
開発実行環境サーバ
連携サーバ
さらに、ストレージシステムに ETERNUS を使用し接続を冗長化する場合には「ETERNUS マルチパスドライバ」も予め導入しておく必要があります。
注意
SELinux(Security-Enhanced Linux)機能が有効に設定されている Linux 環境には、本製品をインストールすることができません。本製品をインストールするには、SELinux 機能を無効に設定してから、本製品をインストールしてください。SELinux 機能を無効に設定する方法は、Linux のオンラインマニュアル等を参照してください。
ネットワーク環境の準備
各サーバおよびストレージシステムが、「2.1.1.2 ネットワーク構成」に示す構成で接続されていることが必要です。
各ハードウェアの接続構成を確認してください。
ストレージシステム環境の準備
分散ファイルシステムに DFS を利用するには、ストレージシステムに対する共用LUNの作成、iSCSI の設定、マルチパスの設定(iSCSI を二重化する場合)をそれぞれ予め完了させておく必要があります。
ストレージシステム、iSCSI の設定、および ETERNUS マルチパスドライバの導入・設定については、それぞれのマニュアルを参照してください。