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ETERNUS SF Express 15.0/ Storage Cruiser 15.0/ AdvancedCopy Manager 15.0 バージョンアップガイド

4.1.4 バージョンアップインストール後の作業

Storage Cruiserマネージャーをバージョンアップインストールした後は、以下の作業を行います。


4.1.4.1 旧バージョンレベルのリストア

本バージョンレベルの『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の以下部分を参照し、「4.1.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」で退避した運用環境をリストアします。

AdvancedCopy Managerの運用環境

AdvancedCopy Managerをインストールしていた場合は、「4.1.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」で退避した運用環境をリストアします。

注意

運用環境のリストアは、コマンド実行用に新しく画面を起動し、その画面で実施してください。

参照

運用環境のリストアは、以下を参照して実施してください。

サーバ種別

OS種別

参照先

運用管理サーバ

Windows

A.9 リポジトリデータのリストア(Windows環境)

Solaris、
Linux

A.10 リポジトリデータのリストア(Solaris/Linux環境)

運用管理サーバ兼管理対象サーバ

Windows

以下の順に作業してください。

  1. A.9 リポジトリデータのリストア(Windows環境)

  2. A.11 管理情報のリストア(Windows環境)

Solaris、
Linux

以下の順に作業してください。

  1. A.10 リポジトリデータのリストア(Solaris/Linux環境)

  2. A.12 管理情報のリストア(Solaris/Linux環境)


AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleの運用環境

AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleをインストールしていた場合は、「4.1.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」で退避した運用環境をリストアします。

参照

リストア方法は、「A.14 環境設定ファイルのリストア」を参照してください。


4.1.4.2 構成情報インポートコマンドの実行

管理者権限で構成情報インポートコマンド(esfimportdevconf)を実行して、旧バージョンレベルの装置構成情報を移行します。
構成情報インポートコマンドを実行する前に、管理対象の装置・サーバにアクセスできる状態であることを確認してください。

構成情報インポートコマンドを実行した後は、構成情報インポートの状況表示コマンド(esfimportdisplay)で[IMPORT STATUS]欄が“Complete”になることを確認してください。

参照

それぞれのコマンドの詳細は、「7.2 コマンドリファレンス」を参照してください。


4.1.4.3 ユーザーアカウントの設定

ETERNUS SF Managerの機能を使うために、ユーザーアカウントの設定をします。

参照

設定方法は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ユーザーアカウントの設定」を参照してください。


4.1.4.4 Webコンソールを利用するための設定

Webコンソールを起動するPCと運用管理サーバの間にファイアーウォールを設置する場合は、ファイアーウォールを通過できるように設定をします。

参照

設定方法は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の「Webコンソールを利用するための設定」を参照してください。


4.1.4.5 ETERNUS ディスクアレイにアクセスできるアカウント情報の設定

ETERNUS ディスクアレイにアクセスできるアカウント情報(ユーザー名とパスワード)を設定します。

参照

設定方法は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「ETERNUS ディスクアレイにアクセスできるアカウント情報の設定・変更」を参照してください。


4.1.4.6 ライセンスの設定

必要なライセンスを設定します。

参照

設定方法は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ライセンスの管理」を参照してください。


4.1.4.7 不足情報の再定義

4.1.4.8 リポジトリ用データベースアクセスユーザーのパスワード変更

リポジトリ用データベースアクセスユーザーのパスワードをデフォルト値のまま使用すると、セキュリティ面で問題となることがあります。

オペレーティングシステムのユーザー情報を変更し、stguserset(リポジトリアクセスユーザー変更コマンド)を使用して、リポジトリアクセスユーザーの情報を再設定してください。

参照

パスワードの変更手順は、使用するオペレーティングシステムに対応する『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の「リポジトリアクセスユーザーに指定したユーザーの削除/パスワードの変更」を参照してください。