「DSCモード」タブではDSC経由による印刷(F6685プリンタへの印刷)時の制御について設定します。DSC経由による印刷をする場合に設定してください。
■プリンタ
プリンタ装置について設定します。「プロファイルごとに設定」および「システムで設定」が選択できます。
プリンタ装置の設定をプロファイルごとに保持します。設定は、「プリンタ設定」ボタンから行います。
指定されたプリンタの「プリンタ設定」ウィンドウが表示されます。
プリンタ名は「FUJITSU FMPR-KPRTEMU」を選択してください。
ここで指定された内容は、プリンタエミュレータでのみ有効です。システムのプリンタ設定が変更されることはありません。
プリンタの設定はシステム(「コントロールパネル」の「ハードウェアとサウンド」にある「プリンタ」)で設定した値が有効となります。(Windows(R) 7の場合は、「コントロールパネル」の「ハードウェアとサウンド」にある「デバイスとプリンター」で設定した値が有効となります。)
選択した場合、プリンタドライバの設定によらず常にホストからのページ長が有効になります。
選択した場合、「ツールバー」の「連帳指定」/「単票指定」ボタンに従って動作を行います。選択しない場合は、印刷するプリンタドライバで設定されている「用紙」の「サイズ」と「給紙方法」より自動判定し動作を行います。
右マージン(1行での最右端印字文字)位置印字に続いて、NLコードを検出した場合の復改動作を設定します。
右マージン(1行での最右端印字文字)位置印字に続いて、CRコードを検出した場合の復改動作を設定します。
■FF機能
FFコードを検出した場合のFF動作を設定します。
■漢字未定義文字
漢字未定義コードを検出した場合の印字文字を設定します。(JEFコード範囲以内)
罫線印字のサポート・未サポートを設定します。
英数半角文字をOCR-Bフォントにて印刷します。
OCR-Bフォントはシステムに登録されたものを使用します。登録方法は、「13.4 OCR-Bフォントの登録」を参照してください。
この機能は単票を使用したときに設定します。これよりプリンタの印刷開始位置を指定量移動させることができます。
連帳を使用する場合は使用しないでください。設定したまま印字を行うと、改ページで用紙の先頭位置にずれが生じます。
左マージン(プリンタハードの印字位置の最左端からの印字文字)位置の値を設定します。
1桁はANK文字1字分に相当します。
注意
DSCによる印刷では、ホスト側の指定(DSCコマンドの設定)が有効となります。
このため、6680エミュレート機能に通常ある以下の項目は、オプションにありません。
文字間隔
改行間隔
行間隔
最大桁長
ページ長
ホストから指定されたページ長で印刷する場合は、印刷形態によらず以下の設定を行なうことをお薦めします。
「プロファイルごとに設定」を選択し、「プリンタ設定」ボタンから「FUJITSU FMPR-KPRTEMU」を選択します。
「常にホストからのページ長に従う」を選択します。
給紙方法の指定を運用に合わせて選択します。
「給紙方法は、連帳/単票ボタンに従う」を選択した場合、給紙方法はツールバーの「連帳/単票ボタン」ボタンに従います。
「給紙方法は、連帳/単票ボタンに従う」を選択しなかった場合、給紙方法は「プリンタ設定」の「用紙」で指定した給紙方法に従います。