ページの先頭行へ戻る
Kシリーズ端末エミュレータ V7.1 L40 使用手引書

14.8.3 K印刷モードの設定

「K印刷モード」タブでは文字コード系や使用フォントなど、印字処理の制御について設定します。


図14.24 プリンタエミュレータの設定(「K印刷モード」タブ)


■ANKコード系

1バイト系文字コードを指定します。ただし、ホスト側でANKコード系を指定した場合には、ホストでの指定が優先されます。

カナ

EBCDIC-カナを使用します。

英小文字

EBCDIC-英小文字を使用します。

ASCII

EBCDIC-ASCIIを使用します。


■ANKフォント

1バイト系文字のフォントを指定します。

ANK文字用

ANK文字はANKフォントを使用します。

半角漢字用

ANK文字は半角漢字用フォントを使用します。

システム登録OCR-B

ANK文字はシステムへ登録した、OCR-Bフォントを使用します。
登録方法は、「13.4 OCR-Bフォントの登録」を参照してください。

SMED帳票時半角

標準メッセージ定義体(SMED)を使用して作成されたページの印刷には、半角漢字用フォントを使用し、それ以外の方法で作成されたページの印刷にはANK文字用フォントを使用します。


■OCR-Bエリートのフォント

ANK文字状態が、OCR-Bフォントでエリートピッチ状態となったときの動作を指定します。

パイカピッチは、1インチあたり10文字、エリートピッチは、1インチあたり12文字のANK文字を印字するピッチ指定です。

OCR-B(10cpi)

OCR-Bフォントをパイカピッチで印字します。

半角漢字用(12cpi)

半角漢字フォントを使用してエリートピッチで印字します。


■非SMED帳票の過送り

SMED罫線が印刷されていないページでの過送り動作を指定します。過送り動作とは、長体・倍角文字など拡大文字がある場合、改行指定がなくてもフィードする機能です。


■改ページスイッチ

装置の改ページスイッチを押した場合に改行するページ長を指定します。

ホスト指定

ホストから印刷ごとに指定される帳票のページ長が改ページ長になります。

ユーザ指定

エミュレータの設定画面で指定されたページ長が改ページ長になります。ここで設定可能な範囲は、1/12インチ単位で1から240までです。

なお、ホストより指定されたページ長より小さい場合には無効となります。

注意

指定したページ長を1/24インチに換算したとき、以下の値の場合は正しい改ページ長となりますが、それ以外の値では、正しく設定することが出来ません。

  • 値が4の倍数

  • 値が3の倍数で、378以下

  • 値が2の倍数で、254以下


■漢字未定義文字

未定義の漢字コードを認識した場合の印字パターンを指定します。ただし、未登録の利用者定義文字は指定にかかわらず、ベタパターン(■)になります。また、拡張漢字/非漢字コード内の未登録文字も(■)となります。

非印字

未定義文字が空白になります。

未定義マーク印字

未定義文字が文字サイズの4点パターン(::)となります。