「K印刷モード」タブでは文字コード系や使用フォントなど、印字処理の制御について設定します。
■ANKコード系
1バイト系文字コードを指定します。ただし、ホスト側でANKコード系を指定した場合には、ホストでの指定が優先されます。
カナ | : | EBCDIC-カナを使用します。 |
英小文字 | : | EBCDIC-英小文字を使用します。 |
ASCII | : | EBCDIC-ASCIIを使用します。 |
■ANKフォント
1バイト系文字のフォントを指定します。
ANK文字用 | : | ANK文字はANKフォントを使用します。 |
半角漢字用 | : | ANK文字は半角漢字用フォントを使用します。 |
システム登録OCR-B | : | ANK文字はシステムへ登録した、OCR-Bフォントを使用します。 |
SMED帳票時半角 | : | 標準メッセージ定義体(SMED)を使用して作成されたページの印刷には、半角漢字用フォントを使用し、それ以外の方法で作成されたページの印刷にはANK文字用フォントを使用します。 |
■OCR-Bエリートのフォント
ANK文字状態が、OCR-Bフォントでエリートピッチ状態となったときの動作を指定します。
パイカピッチは、1インチあたり10文字、エリートピッチは、1インチあたり12文字のANK文字を印字するピッチ指定です。
OCR-B(10cpi) | : | OCR-Bフォントをパイカピッチで印字します。 |
半角漢字用(12cpi) | : | 半角漢字フォントを使用してエリートピッチで印字します。 |
■非SMED帳票の過送り
SMED罫線が印刷されていないページでの過送り動作を指定します。過送り動作とは、長体・倍角文字など拡大文字がある場合、改行指定がなくてもフィードする機能です。
■改ページスイッチ
装置の改ページスイッチを押した場合に改行するページ長を指定します。
ホスト指定 | : | ホストから印刷ごとに指定される帳票のページ長が改ページ長になります。 |
ユーザ指定 | : | エミュレータの設定画面で指定されたページ長が改ページ長になります。ここで設定可能な範囲は、1/12インチ単位で1から240までです。 なお、ホストより指定されたページ長より小さい場合には無効となります。 |
注意
指定したページ長を1/24インチに換算したとき、以下の値の場合は正しい改ページ長となりますが、それ以外の値では、正しく設定することが出来ません。
値が4の倍数
値が3の倍数で、378以下
値が2の倍数で、254以下
■漢字未定義文字
未定義の漢字コードを認識した場合の印字パターンを指定します。ただし、未登録の利用者定義文字は指定にかかわらず、ベタパターン(■)になります。また、拡張漢字/非漢字コード内の未登録文字も(■)となります。
非印字 | : | 未定義文字が空白になります。 |
未定義マーク印字 | : | 未定義文字が文字サイズの4点パターン(::)となります。 |