以下の手順で、運用管理サーバ業務(Storage管理サーバ業務)のIPアドレスを変更します。
運用管理サーバ業務で、レプリケーション管理機能を使用して複製元または複製先ボリュームとして定義している場合は、複製元/複製先ボリュームの設定を削除します。
削除方法は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Solaris版)』または『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Linux版)』の「複製元/複製先ボリュームの削除」を参照してください。
運用管理サーバ業務を停止します。
停止方法は、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
IPアドレスリソースを変更します。
変更方法は、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
運用管理サーバ業務の稼働状況を確認します。業務が停止している場合は、運用管理サーバ業務を起動します。
起動方法は、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
運用管理サーバ業務の稼働ノードで、サーバ情報の変更指示ファイルを作成します。
stgxfwcmmodsrvコマンドに-fオプションをつけて実行し、IPアドレスを変更します。
コマンドの詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Solaris版)』または『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Linux版)』の「stgxfwcmmodsrv(サーバ情報変更コマンド)」参照してください。
ストレージ管理の詳細設定ファイルを編集します。
編集方法は、「5.1.1.2 Storage Cruiserマネージャーのカスタマイズ」の手順4を参照してください。
なお、編集するファイルは以下です。
ファイル名: /etc/opt/FJSVssmgr/current/sanma.conf
運用管理サーバ業務を再起動します。
停止/起動方法は、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
レプリケーション管理機能を使用する場合は、レプリケーション管理の環境を再構築します。
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Solaris版)』または『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Linux版)』の「複製元ボリューム/複製先ボリュームの設定」以降を実施してください。
管理対象のSNMPトラップ送信先を再設定します。
sanadm chtraprcvipコマンドを実行して、管理対象装置のSNMPトラップ送信先を再設定します。
コマンドの詳細は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「SNMPトラップ送信先IPアドレス変更コマンド(sanadm chtraprcvip)」を参照してください。