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Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
Interstage

5.10.6 Microsoft(R) SQL Server(TM) JDBCドライバ(Type4)

Microsoft(R) SQL Server(TM) JDBCドライバはMicrosoft(R) SQL Server(TM)には同梱されていません。Microsoft Corporationのホームページより、Microsoft SQL Server JDBC Driver 3.0をダウンロードし、インストールして使用してください。

環境変数の設定

以下の環境設定を行ってください。

設定項目

ドライバのバージョン

設定値(注)

クラスパス

Microsoft SQL Server JDBC Driver 3.0

Microsoft SQL Server JDBC Driverインストール ディレクトリ\sqljdbc_<バージョン>\<言語>\sqljdbc4.jar

注)
<バージョン>: Microsoft SQL Server JDBC Driverのバージョン(例:3.0)。
<言語>: 使用する言語。日本語版の場合は「jpn」、英語版の場合は「enu」。

接続プールの設定

接続プールの設定に以下を指定してください。
リソースタイプにはデータソースクラスが実装するインタフェースを指定してください。

パラメタ

指定値

名前

任意の値

リソースタイプ

以下のいずれかを指定してください。

  • javax.sql.DataSource

  • javax.sql.ConnectionPoolDataSource

データソースクラス名

以下のいずれかを指定してください。

  • com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDataSource

  • com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerXADataSource


リソースタイプごとに使用するデータソースクラス名については、以下のように指定してください。

リソースタイプ

データソースクラス名

javax.sql.DataSource

com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDataSource

javax.sql.XADataSource

javax.sql.ConnectionPoolDataSource

com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerXADataSource

注意

接続プールの設定に関する注意事項

  • リソースタイプ
    SQL Serverのグローバルトランザクションは使用できません。このため、リソースタイプに「javax.sql.XADataSource」を指定しないでください。

  • データソースクラス名
    「com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerXADataSource」は「javax.sql.ConnectionPoolDataSource」を実装しています。詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。

プロパティ

以下のプロパティは一般的に指定が必要なプロパティです。指定するプロパティの詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。

プロパティ名

user

ユーザIDを指定してください。

password

パスワードを指定してください。

databaseName

データベースの名前を指定してください。

serverName

データベースサーバのIPアドレスを指定してください。

portNumber

ポート番号をデフォルトから変更した場合、変更したポート番号を指定してください。

注意

Microsoft(R) SQL Server(TM) 2008 R2 Express EditionまたはMicrosoft(R) SQL Server(TM) 2008 R2 Developer Editionを使用する場合、デフォルトではリモート接続できません。
Microsoft(R) SQL Server(TM)のマニュアルを参照して、リモート接続が可能となるよう設定してください。