Solarisゾーンを利用したサイトの構成の例を以下に示します。
■1台のマシンでサイトを構成する場合
管理サーバをglobal zoneに導入し、管理対象サーバをnon-global zoneに導入することにより、1台のマシンでサイトを構成できます。
また、1台のマシンの複数のnon-global zoneに、別々に管理対象サーバを導入できます。これにより、1台の管理対象サーバで多階層IJServerを運用できます。
■管理サーバだけを別のマシンで運用する場合
1台のマシンの複数のnon-global zoneに、別々に管理対象サーバを導入できます。これにより、1台の管理対象サーバで多階層IJServerを運用できます。
また、管理サーバを別のマシンに分離することにより、管理対象サーバのマシントラブルが、管理サーバにも影響することを防止できます。
■負荷が高いサーバを別のマシンで運用する場合
1台のマシンの複数のnon-global zoneに、別々に管理対象サーバを導入できます。これにより、1台の管理対象サーバに多階層IJServerの複数の配置先を配置できます。
また、多階層IJServerの一部を別のマシンに配置して運用することもできます。これにより、多階層IJServerの負荷が高い部分を、別マシンに配置して運用できます。