3.4.9 Interstage証明書環境

Interstage証明書環境では、以下の構成変更を行うことができます。

証明書を追加登録する場合や、期限切れで更新した証明書を登録する場合は、各管理対象サーバ上で、コマンドを使用してInterstage証明書環境に登録してください。操作方法については、「セキュリティシステム運用ガイド」の「Interstage証明書環境の構築と利用」－「証明書の管理」を参照してください。また、証明書の登録後、その証明書を利用するためには、SSL定義の環境設定で変更する必要があります。

■SSL定義の環境設定

以下の手順で、SSL通信で使用するプロトコルや証明書やアルゴリズムを変更します。

管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。
Interstage管理コンソールの
[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [セキュリティ] > [SSL] の[一覧]タブ
で、[SSL定義名]を押下し、SSL定義の環境設定を行います。

注意

一部管理対象サーバ上のSSL定義の環境設定に失敗した場合は、その原因を取り除いたあと、再度、上記の操作をしてください。
SSL定義の環境設定は、一括操作画面からだけ操作できます。統合管理画面や、管理対象サーバに直接ログインした場合は、操作できません。

■SSL定義の削除

以下の手順で、SSL定義を削除します。

管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。
Interstage管理コンソールの
[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [セキュリティ] > [SSL]の[一覧]タブ
で、削除する[SSL定義名]を選択します。

注意

サーバグループ内の一部の管理対象サーバでエラーが発生し、SSL定義の削除に失敗した場合は、その原因を取り除いたあと、再度、上記の操作をしてください。
SSL定義を復旧させる場合は、エラーの原因を取り除いたあと、以下の操作を行ってください。
1. Interstage管理コンソールの
  [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [セキュリティ] > [SSL] の[一覧]タブ
  で、削除に失敗した[SSL定義名]を押下します。
2. 表示された環境設定画面で定義を変更し、[適用]ボタンを押下します。
上記の操作により、SSL定義が削除された管理対象サーバに、新しいSSL定義が作成されます。SSL定義が削除されていない管理対象サーバでは、SSL定義を変更します。
SSL定義の削除は、一括操作画面からだけ操作できます。統合管理画面や、管理対象サーバに直接ログインした場合は、操作できません。