Interstage Application Server マルチサーバ運用ガイド

3.4.8 J2EEリソース(JDBC、connector、JMS、JavaMail)

リソース(JDBC、connector、JMS、JavaMail)では、以下の構成変更を行うことができます。

運用操作	操作内容
設定変更	リソースの環境設定
削除	リソースの削除

■設定変更

リソースの環境設定

以下の手順で、リソースの環境設定を行います。

注意

• 何らかの原因で、一部サーバ上のリソースの環境設定に失敗した場合は、異常原因を取り除いたあと、再度以下の操作を実行してください。

• 環境設定は、一括操作画面からだけ操作可能であり、統合管理画面および管理対象サーバに直接ログインした場合は、操作できません。

JDBC

以下の手順で、リソースの環境設定を行います。

1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

2. Interstage管理コンソールの
   [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [リソース] > [JDBC] > [データソース名]の環境設定タブ
   で、定義値をカスタマイズします。

   
   

connector

以下の手順で、リソースの環境設定を行います。

1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

2. Interstage管理コンソールの
   [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [リソース] > [connector] > [リソースアダプタ名]の環境設定タブ
   で、定義値をカスタマイズします。

   
   

JMS

以下の手順で、ConnectionFactory定義を変更します。

1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

2. Interstage管理コンソールの
   [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [リソース] > [JMS] > [ConnectionFactory] > [一覧]
   で、ConnectionFactory定義のJNDI名を押下し、ConnectionFactory定義の[定義情報]で、ConnectionFactory定義を変更します。

   
   

以下の手順で、Destination定義を変更します。

1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

2. Interstage管理コンソールの
   [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [リソース] > [JMS] > [Destination]の[定義変更]タブ
   で、Destination定義を変更します。

3. 画面上に表示されている「配置先」に、Destination定義を変更するサーバグループ／単体運用の管理対象サーバを指定します。

   
   

注意

• ConnectionFactory定義／Destination定義の変更時に、サーバグループに所属する一部の管理対象サーバでエラーが発生し、ConnectionFactory定義／Destination定義の変更に失敗した場合は、異常原因を取り除いたあと、再度、上記の操作を行ってください。

• メッセージの格納先であるイベントチャネルの設定変更ついては、「3.4.4 イベントサービス」を参照してください。

JavaMail

以下の手順で、リソースの環境設定を行います。

1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

2. Interstage管理コンソールの
   [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [リソース] > [JavaMail] > [JavaMailリソース名]の環境設定タブ
   で、定義値をカスタマイズします。

   
   

■削除

リソースの削除

以下の手順で、リソースを削除します。

注意

リソースの削除時に、サーバグループ内の一部のサーバでエラーが発生し、ワークユニットの削除に失敗した場合は、異常原因を取り除いたあと、再度、以下の操作を行ってください。

JDBC

以下の手順で、データソースを削除します。

1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

2. Interstage管理コンソールの
   [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [リソース] > [JDBC] > [データソース名]の状態タブ
   で、データソースを削除します。

   
   

connector

以下の手順で、リソースアダプタの配備解除を行います。

1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

2. Interstage管理コンソールの
   [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [リソース] > [connector] > [リソースアダプタ名]の環境設定タブ
   で、リソースアダプタの配備解除を行います。

   
   

JMS

以下の手順で、ConnectionFactory定義を削除します。

1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

2. Interstage管理コンソールの
   [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [リソース] > [JMS] > [ConnectionFactory]の[一覧]タブ
   で、ConnectionFactory定義を削除します。

   
   

以下の手順で、Destination定義を削除します。

1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

2. Interstage管理コンソールの
   [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [リソース] > [JMS] > [Destination]の[一覧]タブ
   で、Destination定義を削除します。

   
   

注意

• ConnectionFactory定義／Destination定義の削除時に、サーバグループ内の一部のサーバでエラーが発生し、ConnectionFactory定義／Destination定義の削除に失敗した場合は、異常原因を取り除いたあと、再度、上記の操作を行ってください。

• メッセージの格納先であるイベントチャネルの削除ついては、「3.4.4 イベントサービス」を参照してください。

ポイント

「イベントチャネル種別」が「JMS」のイベントチャネルを削除する場合、削除するイベントチャネルのグループ名、チャネル名の情報を保持しているDestination定義も同時に削除されます。

JavaMail

以下の手順で、データソースを削除します。

1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

2. Interstage管理コンソールの
   [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [リソース] > [JavaMail] > [JavaMailリソース名]の状態タブ
   で、JavaMailリソースを削除します。