イベントサービスの設計方法について説明します。
■マルチサーバ環境における設計上の考慮点
イベントチャネル、保存先と配置先(サーバグループ/サーバ)の関係は、1対1となります。
並列サーバ上でイベントチャネル、保存先を運用する場合は、並列運用を行うサーバ群をサーバグループとして構成します。
イベントチャネル、保存先、およびイベントサービスの定義項目は、サーバグループに所属する各管理対象サーバが採用する値です。サーバグループ内の合計値ではありません。
例
最大接続数を「16」とした場合、サーバグループに所属する各管理対象サーバの最大接続数は「16」となります。
■イベントサービスの運用モデル
マルチサーバ環境におけるイベントサービスの運用モデルは、並列運用により負荷分散を行う複数サーバのシステム内通信用として、各管理対象サーバにイベントチャネルを配置して非同期通信を行うモデルとなります。
本モデルでは、並列運用を行うサーバ群をサーバグループとして構成します。