CORBAワークユニットの設計方法について説明します。
■マルチサーバ環境における設計上の考慮点
CORBAワークユニットと配置先(サーバグループ/単体運用の管理対象サーバ)の関係は、1対1となります。
並列サーバ上でCORBAワークユニットを運用する場合は、並列運用を行うサーバ群をサーバグループとして構成します。
CORBAワークユニットの定義項目は、サーバグループに所属する各管理対象サーバが採用する値です。サーバグループ内の合計値ではありません。
例
プロセス多重度を「5」とした場合、サーバグループに所属する各管理対象サーバのプロセス多重度は「5」となります。
■CORBAワークユニットの運用モデル
マルチサーバ環境におけるCORBAワークユニットの運用には、負荷分散モデルと単体運用モデルがあります。
負荷分散モデルでは、負荷分散対象となる管理対象サーバ群をサーバグループとして構成します。
単体運用モデルは、管理対象サーバ1台(単体運用の管理対象サーバ)で業務を運用するモデルです。