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Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド
Interstage

3.1.5 J2EE互換のシステム資源の設定

  IJServerまたはEJBサービスでは以下の機能を使用する場合に、システム資源を拡張する必要があります。ここでは、以下について説明します。

システムパラメタ

  IJServerまたはEJBサービスを使用する際には、以下のシステムパラメタのチューニングを行ってください。
  ワークユニット定義の通信バッファ数(Buffer Number)、通信バッファ長(BufferSize)を指定する場合は、“3.1.1 CORBAサービスのシステム資源の設定”についても参照してください。
  システムパラメタの変更方法や、各パラメタの意味については、“■システムパラメタについて”を参照してください。

  なお、資源制御によるIPC資源のパラメタの設定は、Solaris 10以降の場合のみ可能です。

メッセージキュー

パラメタ

資源制御

種類

必要数

msgmax ()

設定値

4,096 以上

msgmnb

process.max-msg-qbytes

設定値

4,096 以上

msgmni

project.max-msg-ids

加算値

2 以上

msgtql

process.max-msg-messages

設定値

[Solaris 10以降の場合]
1,024 以上

加算値

[Solaris 9の場合]
512 以上

)

Solaris 9でのみ有効です。

メッセージキュー

パラメタ

種類

必要数

kernel.msgmax

設定値

4,096 以上

kernel.msgmnb

設定値

4,096 以上

kernel.msgmni

加算値

2 以上