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Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書
Interstage

第10章 イベントチャネル連携サービス

本章では、イベントチャネル連携サービスについて説明します。

イベントチャネル連携サービスでは、Interstageの非同期メッセージ基盤であるCORBA ノーティフィケーションサービス(以降ノーティフィケーションサービスと略します)、J2EE Java Message Service(以降JMSと略します)、MessageQueueDirector(以降MQDと略します)を使用します。

本機能を使用する場合は、利用する非同期メッセージ基盤の詳細を以下のマニュアルにより理解してから使用してください。

また、グローバルサーバと通信する場合は、グローバルサーバのInterstageの非同期通信機能について以下のマニュアルにより理解してから、本機能を使用してください。

本章を理解しやすくするために、各非同期メッセージ基盤の用語の対応関係を表10.1 各非同期機能の用語の対応関係に示します。

表10.1 各非同期機能の用語の対応関係

ノーティフィケーションサービスの用語

JMSの用語

MQDの用語

イベントチャネル

キュー

メッセージキュー

イベントデータ

メッセージ

メッセージ

サプライヤ

Sender
Publisher

送信アプリケーション

コンシューマ

Receiver
Subscriber

受信アプリケーション

本章では特に断わりがない限り、各非同期メッセージ基盤の機能を総称して以下のように呼びます。

また、本章では、“イベントチャネル連携サービスのサービス環境”を“サービス環境”、“イベントチャネル連携サービスのサービス定義”を“サービス定義”と略して呼びます。