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Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書
Interstage

7.3.12 mqdexport (MQDのシステム環境を移出する)

機能説明

MQDのシステム環境を移出するコマンドです。本コマンドを実行したサーバに構築されているMQDのシステム環境を移出します。環境が構築されているすべてのMQDのシステム環境を移出することもできます。

入力形式

mqdexport  [ {-s sysname|-a} ]-d directory[-j]

パラメタ

{-s sysname|-a}

移出するMQDシステムを指定します。本オプションが指定されなかった場合は、MQDシステム名は“MQD001”となります。

-s sysname: 指定されたMQDのシステム環境を移出する
-a: サーバ上に構築されている全てのMQDのシステム環境を移出する

-d directory

移出先のディレクトリ名を絶対パスで指定します。指定したディレクトリが存在しない場合、もしくはディレクトリでない場合は、エラーとなります。

指定できるディレクトリの最大長は200バイト(絶対パス)です。

指定したディレクトリ配下に以下のディレクトリを作成後、以下のディレクトリ配下に資源を移出します。

MQD

FJSVmqd

-j

コマンド実行の問合せを回避する場合に指定します。問合せを回避した場合、指定されたMQDのシステム環境を移出します。

注意事項

使用例


MQDシステム名 MQD001 のシステム環境を“C:\exportdir”に移出します。

mqdexport -d C:\exportdir


MQDシステム名 MQD001 のシステム環境を“/exportdir”ディレクトリに移出します。

mqdexport -d /exportdir


すべてのMQDのシステム環境を“C:\exportdir”ディレクトリに移出します。

mqdexport -a -d C:\exportdir


すべてのMQDのシステム環境を“/exportdir”ディレクトリに移出します。

mqdexport -a -d /exportdir