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Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書
Interstage

7.3.7 mqdchgq (メッセージキューのアクセス状態を変更する)

機能説明

メッセージキューのアクセス状態を変更するコマンドです。メッセージキューをアクセス禁止状態に変更したり、アクセス禁止状態を解除します。本コマンドでは、対象のメッセージキューごとにコマンドの実行を再確認するための問合せが行われます。

入力形式

mqdchgq [-s sysname]{-a|-c}{-r|-w|-r -w}[-j] qname-1 [qname-2 … [qname-n]]

パラメタ

-s sysname

対象のMQDの名前(MQDシステム名)を指定します。このパラメタを省略した場合、MQDシステム名は“MQD001”となります。

-a|-c

メッセージキューのアクセス状態の変更種別を指定します。

-a: アクセス禁止状態を解除する
-c: アクセス禁止状態にする

-r|-w|-r -w

メッセージキューのアクセス状態の変更部分を指定します。以下の両方を指定することもできます。

-r: 受信側(システム間で連携する場合は、他システムへの送信)
-w: 送信側(システム間で連携する場合は、他システムからの受信)

-j

コマンド実行の問合せを回避する場合に指定します。問合せを回避した場合、指定されたすべてのメッセージキューのアクセス状態が変更されます。

qname-1 qname-2 … qname-n

メッセージキューの名前を指定します。複数のメッセージキューの名前を空白で区切って指定することができます。また、ワイルドカード(*、?)による指定も可能です。ワイルドカードの指定例は、“7.3.6 mqddltq (メッセージキューを削除する)”を参照してください。

注意事項

使用例

MQDシステム名 MQD001 のqueueで始まるメッセージキューをアクセス禁止状態にします。
mqdchgq  -c -r qname*
MQDシステム名 MQD001 のqueueで始まるメッセージキューのアクセス禁止状態を解除します。
mqdchgq  -a -w qname*