メッセージ格納用のデータベーススペースを追加した場合、追加したデータベーススペースはMQDでは管理しません。そのため、MQDのシステム環境の削除を行う前に追加したすべてのデータベーススペースを削除する必要があります。
データベーススペースを追加した場合の環境削除手順を図5.7 データベーススペースを追加した場合の環境削除手順に示します。
図5.7 データベーススペースを追加した場合の環境削除手順
追加したデータベーススペースの削除
データベーススペースの削除を行うには、データベースの削除定義を記述したSQL記述ファイルを作成して、Symfowareのrdbddlexコマンドを使用してデータベーススペースを削除します。
以下に、データベーススペースの削除のSQL記述ファイル例を示します。
DROP DBSPACE 追加データベーススペース名1; DROP DBSPACE 追加データベーススペース名2; DROP DBSPACE 追加データベーススペース名3; ・ ・ DROP DBSPACE 追加データベーススペース名n;
注意
追加データベーススペース名には、追加したすべてのデータベーススペースを指定してください。
以下に、rdbddlexコマンドの入力例を示します。
rdbddlex -d MQD_MQDシステム名 SQL記述ファイル
注意
Symfoware/RDBトランザクション連携機能を使用する場合は、“MQD_MQDシステム名”を業務用データベース名に置き換えて入力してください。