メッセージ格納ファイルの種別によるMQD環境定義の記述形式の差異を、表3.14 メッセージ格納ファイルの種別による定義の記述一覧に示します。
セクション/キーワード | ファイルを使用する場合 | データベースを使用する場合 | 備考 |
---|---|---|---|
MQDConfigurationセクション | ◎ | ◎ | MQD環境情報 |
QueueMaxキーワード | ◎ | ◎ | メッセージキュー数の最大値 |
MessageBufferMaxSizeキーワード | ○ | ○ | メッセージバッファの最大長 |
QMKindキーワード | ○ | ◎ | メッセージ格納ファイルの種別 |
DBNameキーワード | × | ○(注1) | Symfoware/RDBトランザクション連携機能を使用する業務用データベース名 |
Transactionセクション | ◎ | ○ | トランザクション管理情報 |
TransactionFileキーワード | ◎ | × | トランザクション管理ファイル |
Max_Sizeキーワード | ○ | ○ | メッセージ最大長/1トランザクション |
SystemFileセクション | ◎ | ◎ | システム制御用ファイル情報 |
SystemFile1キーワード | ◎ | × | システム制御用ファイル1 |
SystemFile2キーワード | ◎ | × | システム制御用ファイル2 |
SystemFile2_Sizeキーワード | ◎ | × | 上記ファイルの容量 |
SystemFileキーワード | × | ◎ | システム制御用データベーススペース |
SystemFile_Sizeキーワード | × | ◎ | 上記データベーススペースの容量 |
QueueIndexセクション | ◎ | × | メッセージキュー管理情報 |
Fileキーワード | ◎ | × | メッセージキュー管理ファイル |
DiskQueueセクション | ○(注2) | ◎ | ディスク型メッセージキューの情報 |
Fileキーワード | ◎(注3) | ◎ | メッセージ格納ファイル |
Sizeキーワード | ◎(注3) | ◎ | 上記ファイルの容量 |
QueueQuotaキーワード | × | ◎ | 1つのメッセージキューの容量 |
MemoryQueueセクション | ○(注2) | × | メモリ型メッセージキューの情報 |
Fileキーワード | ◎(注4) | × | メッセージ格納域管理ファイル |
Sizeキーワード | ◎(注4) | × | メッセージ格納域の容量 |
WatchQueueUsedセクション | ○ | × | メッセージ格納域の使用状況監視情報 |
DiskQueueキーワード | ○ | × | ディスク型の安全値と警告値 |
MemoryQueueキーワード | ○ | × | メモリ型の安全値と警告値 |
◎: 必須、○: 指定可(省略可)、×: 指定不可
注意
Symfoware/RDBトランザクション連携機能を使用する場合、必須
DiskQueueセクション、MemoryQueueセクションのいずれかの指定が必須
DiskQueueセクションを指定した場合、必須
MemoryQueueセクションを指定した場合、必須