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Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
Interstage

4.6.2 保護リソースの変更

  利用者から業務サーバ内のWebアプリケーションなどのリソースへのアクセス要求が発生した場合、業務サーバは保護リソースをもとに認証・認可の対象となるリソースかを判断します。対象と判断した場合には、認証を行いSSOリポジトリで管理しているユーザ情報とロールをもとに利用者がそのリソースへのアクセスが可能かの判断を行います。

  保護リソースの変更は、以下の手順で行います。

  まず、SSO管理者が以下の手順でSSOリポジトリの操作を行います。

  1. SSOリポジトリの保護リソースを変更します。
    変更方法については、“2.6.3.1 業務システムのサイト定義の登録”、および“2.6.3.2 保護パスの登録”を参照してください。

  2. 業務サーバ管理者にアクセス制御情報の更新を依頼します。

  次に、業務サーバ管理者が以下の手順で業務サーバの操作を行います。(注)

  1. 業務サーバにてInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [アクセス制御情報の更新]タブの[更新]ボタンをクリックしてアクセス制御情報を更新します。

  注)業務サーバの環境設定の[アクセス制御情報の更新]が“業務サーバの起動時に行う”に設定されている場合は、業務サーバが起動している時だけ、この操作が必要です。また、“必要時に手動で行う”に設定されている場合は、業務サーバ起動中/停止中にかかわらずこの操作が必要です。
  「アクセス制御情報の更新」の設定については、“1.5.4 アクセス制御情報の更新”を参照してください。

  なお、SSOリポジトリの保護リソースについては、“保護リソース”を参照してください。


  セションの管理を行っていない場合は、SSOリポジトリの保護リソースを変更した後、認証サーバの定義ファイルに設定されている、業務サーバの保護リソースの情報を変更する必要があります。認証サーバの定義ファイルの設定については“付録K 認証サーバへの保護リソースの設定”を参照してください。