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Interstage Information Storage  導入ガイド
Interstage

10.1.2 資源の配置先

Interstage Information Storageのフェイルオーバ機能をセットアップする場合の、制御サーバセットのファイル資源の配置先を以下に示します。配置先が「ローカルディスク」となっているものは、運用ノードおよび待機ノード両方に配置します。

なお、ロードサーバセット、抽出サーバセット、IISクライアントセットおよび共用ディスクのファイルの配置先は、フェイルオーバ機能を使わない場合と同じです。作成するファイル資源については、“1.3 ファイル構成”を参照してください。


表10.1 制御サーバセットでのファイルの配置先

ファイル名

配置位置

配置先

ローカルディスク

GDS
(注1)

抽出制御動作環境定義ファイル

/opt/FJSViisde/etc/requestor/dereq1.cfg

抽出制御ログファイル

抽出制御動作環境定義ファイルのLogFileFolderに出力ディレクトリ名を絶対パスで定義します。

抽出制御コアファイル

抽出制御動作環境定義ファイルのCoreFileFolderに出力ディレクトリ名を絶対パスで定義します。

資源管理動作環境定義ファイル

/opt/FJSViis/etc/dc_sysenv

資源管理ログファイル

資源管理動作環境定義ファイルのDE_SYSLOGFILEにファイル名を絶対パスで指定します。

資源管理コアファイル

/opt/FJSViisrm/bin

資源管理調査用ログファイル

資源管理動作環境定義ファイルのDE_USRLOGFILEにファイル名を絶対パスで指定します。

コマンド結果ファイル

コマンド実行時のパラメタで指定します。

資源管理接続設定ファイル

環境変数SQLRTENVにファイル名を絶対パスで指定します。

抽出対象リストファイル

資源管理動作環境定義ファイルのDE_FLISTDIRに出力ディレクトリ名を絶対パスで定義します。

資源管理運用ログファイル

RDB構成パラメタファイルのRDBREPORTで出力ディレクトリ名を絶対パスで指定します。

RDB構成パラメタファイル

/opt/FJSVrdb2b/etc/iisrdb.cfg

システム用動作環境ファイル

/opt/FJSVrdb2b/etc/iis_fssqlenv

ログ管理ファイル

RDB構成パラメタファイルのRDBLOGMANAGEで出力ディレクトリ名を絶対パスで指定します。

テンポラリログファイル

コマンド実行時のパラメタで指定します。

アーカイブログファイル

コマンド実行時のパラメタで指定します。

RDBディクショナリ

コマンド実行時のパラメタで指定します。

RDBディレクトリファイル

RDB構成パラメタファイルのRDBDIRSPACE1で出力ディレクトリ名を絶対パスで指定します。

管理領域

/opt/FJSViis/SHELL/mkdbsp.ddlで指定します。

RDBコアファイル

RDB構成パラメタファイルのRDBCOREで出力ディレクトリ名を絶対パスで指定します。

カテゴリ定義ファイル(注2)

ユーザーが任意の場所にアップロードします

DB環境定義ファイル(注2)

/opt/FJSViiscd/etc/DDF_DBEnvSettings.ini

ファイルシステム構成情報ファイル

/etc/sfcfs/client.conf.[論理ファイルシステム名]

接続許可リストファイル

/etc/sfcfs/server.conf.[ファイルシステムID]

○:配置先
注1) PRIMECLUSTER GDSのことです。注2) 運用開始後に作成します。


注意

フェイルオーバ機能使用時には、以下のログファイルへのデータの書込み量が増加します。
格納先のディスク容量が不足しないよう、設計時に正しく見積もってください。

  • 資源管理ログファイル

  • 資源管理調査用ログファイル


各ファイルの見積もり式は“付録A 資源の見積もり式”を参照してください。