Interstage Information Storageのフェイルオーバ機能をセットアップする場合の、制御サーバセットのファイル資源の配置先を以下に示します。配置先が「ローカルディスク」となっているものは、運用ノードおよび待機ノード両方に配置します。
なお、ロードサーバセット、抽出サーバセット、IISクライアントセットおよび共用ディスクのファイルの配置先は、フェイルオーバ機能を使わない場合と同じです。作成するファイル資源については、“1.3 ファイル構成”を参照してください。
ファイル名 | 配置位置 | 配置先 | |
---|---|---|---|
ローカルディスク | GDS | ||
抽出制御動作環境定義ファイル | /opt/FJSViisde/etc/requestor/dereq1.cfg | ○ | |
抽出制御ログファイル | 抽出制御動作環境定義ファイルのLogFileFolderに出力ディレクトリ名を絶対パスで定義します。 | ○ | |
抽出制御コアファイル | 抽出制御動作環境定義ファイルのCoreFileFolderに出力ディレクトリ名を絶対パスで定義します。 | ○ | |
資源管理動作環境定義ファイル | /opt/FJSViis/etc/dc_sysenv | ○ | |
資源管理ログファイル | 資源管理動作環境定義ファイルのDE_SYSLOGFILEにファイル名を絶対パスで指定します。 | ○ | |
資源管理コアファイル | /opt/FJSViisrm/bin | ○ | |
資源管理調査用ログファイル | 資源管理動作環境定義ファイルのDE_USRLOGFILEにファイル名を絶対パスで指定します。 | ○ | |
コマンド結果ファイル | コマンド実行時のパラメタで指定します。 | ○ | |
資源管理接続設定ファイル | 環境変数SQLRTENVにファイル名を絶対パスで指定します。 | ○ | |
抽出対象リストファイル | 資源管理動作環境定義ファイルのDE_FLISTDIRに出力ディレクトリ名を絶対パスで定義します。 | ○ | |
資源管理運用ログファイル | RDB構成パラメタファイルのRDBREPORTで出力ディレクトリ名を絶対パスで指定します。 | ○ | |
RDB構成パラメタファイル | /opt/FJSVrdb2b/etc/iisrdb.cfg | ○ | |
システム用動作環境ファイル | /opt/FJSVrdb2b/etc/iis_fssqlenv | ○ | |
ログ管理ファイル | RDB構成パラメタファイルのRDBLOGMANAGEで出力ディレクトリ名を絶対パスで指定します。 | ○ | |
テンポラリログファイル | コマンド実行時のパラメタで指定します。 | ○ | |
アーカイブログファイル | コマンド実行時のパラメタで指定します。 | ○ | |
RDBディクショナリ | コマンド実行時のパラメタで指定します。 | ○ | |
RDBディレクトリファイル | RDB構成パラメタファイルのRDBDIRSPACE1で出力ディレクトリ名を絶対パスで指定します。 | ○ | |
管理領域 | /opt/FJSViis/SHELL/mkdbsp.ddlで指定します。 | ○ | |
RDBコアファイル | RDB構成パラメタファイルのRDBCOREで出力ディレクトリ名を絶対パスで指定します。 | ○ | |
カテゴリ定義ファイル(注2) | ユーザーが任意の場所にアップロードします | ○ | |
DB環境定義ファイル(注2) | /opt/FJSViiscd/etc/DDF_DBEnvSettings.ini | ○ | |
ファイルシステム構成情報ファイル | /etc/sfcfs/client.conf.[論理ファイルシステム名] | ○ | |
接続許可リストファイル | /etc/sfcfs/server.conf.[ファイルシステムID] | ○ |
○:配置先
注1) PRIMECLUSTER GDSのことです。注2) 運用開始後に作成します。
注意
フェイルオーバ機能使用時には、以下のログファイルへのデータの書込み量が増加します。
格納先のディスク容量が不足しないよう、設計時に正しく見積もってください。
資源管理ログファイル
資源管理調査用ログファイル
各ファイルの見積もり式は“付録A 資源の見積もり式”を参照してください。