ETERNUS SF Managerを運用するには、インストール対象のサーバのディスクに、「2.2.3.1 静的ディスク容量」のほかに以下の空き容量が必要です。
Expressマネージャー運用時
ディレクトリ名称 | 必要量 | 説明 |
---|---|---|
プログラムディレクトリ | - | インストール時の「プログラムディレクトリ」です。 |
環境設定ディレクトリ | (A) | インストール時の「環境設定ディレクトリ」です。 |
作業用ディレクトリ | (B) | インストール時の「作業用ディレクトリ」です。 |
性能管理を実施する場合は、対象のストレージ装置の論理ユニット数(確保LU数)、ディスク筐体数(搭載DE数)に応じて、以下の容量を追加してください。
8 * (240 + (1.2 + 0.3 * 搭載DE数 + 0.3 * (確保LU数 + 確保RAIDGroup数[注])) * 1440 + (95 * 搭載DE数) + (50 * (確保LU数 + 確保RAIDGroup数[注]))) / 1024 + 2.61 注 : RAIDGroup数は、LUから作成されているRAIDGroupの数です。 |
Storage Cruiserマネージャー運用時
ディレクトリ名称 | 必要量 | 説明 |
---|---|---|
プログラムディレクトリ | - | インストール時の「プログラムディレクトリ」です。 |
環境設定ディレクトリ | 5 + 1(*A) + 1.2(*B)+65(*C) | インストール時の「環境設定ディレクトリ」です。 |
作業用ディレクトリ | 1055 + 30(*D) + 20(*E) + (F) | インストール時の「作業用ディレクトリ」です。 |
管理対象のストレージ装置、サーバノード、スイッチの台数に応じて、以下の容量を追加してください。
容量 (MB) = 1 + [管理対象の装置数] * 4 |
また、性能管理を実施する場合は、性能情報採取対象の装置および性能情報の確保日数に応じた容量が必要です。
詳細は「付録C 性能管理実施時に必要な容量」を参照してください。
AdvancedCopy Managerマネージャー運用時
ディレクトリ名称 | 必要量 | 説明 |
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プログラムディレクトリ | - | インストール時の「プログラムディレクトリ」です。 |
環境設定ディレクトリ | - | インストール時の「環境設定ディレクトリ」です。 |
a + (b + 35 * c) / 1024 | バックアップ運用を実施し、 | |
a + ((b + 35 * c) + (c + 0.5 * e)) / 1024 | バックアップ運用を実施し、 | |
a + (1.1 * d) / 1024 | レプリケーション運用を実施する場合 | |
作業用ディレクトリ | 107 + f | インストール時の「作業用ディレクトリ」です。 |
a : Managerリポジトリ用データベースの容量。詳細は「3.1.4 データベース領域の見積り」を参照してください。
b : バックアップボリュームの個数
c : 業務ボリュームの個数
d : レプリケーション運用に使用する、複製元/複製先ボリュームのペア数
e : バックアップ対象となっている全データベーススペースのDSI数
f : Windows版の『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の「ボリュームロックエラー調査機能について」で出力される保存ファイルの総容量。
「使用中ロックエラー」1回あたり、バックアップボリュームの個数、業務ボリュームの個数、および複製元/複製先ボリュームのペア数ごとに、約数百(KB)~2(MB)出力されます。
f = (b + c + 2 * d) * 2(MB) * n(回) |
ETERNUS SF Managerを運用するために、インストール対象のサーバに以下のメモリ容量が必要です。
1024MB