GLSの主な機能としては、以下があります。
機能 | 概要 | |
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仮想化制御 | 仮想アダプター | 複数のネットワークアダプター(物理アダプター)を束ねる1つの仮想的なネットワークアダプター(仮想アダプター)を作成することができます。 また、複数の仮想アダプターでNICの共有ができます。ただし、各仮想アダプターが共有するNICの使用条件は、すべて同一条件とする必要があります。 通信相手システムの制限はありません。 |
二重化制御 | 冗長化した伝送路の一方を“運用”状態、もう一方を“待機”状態として、排他使用します。 | |
監視機能 | NIC、ケーブルおよびネットワークスイッチの故障を監視します。また、ネットワーク機器の通信異常も監視します。 監視の開始と停止のタイミングは、以下のとおりです。
監視方法は、以下のとおりです。 なお、検出時間は変更できます。詳細は、“6.2.4 hanetpoll”を参照してください。 | |
切替え機能 | “運用”状態の物理アダプターで異常が発生した場合、“待機”状態の伝送路を“運用”状態に切り替えて通信を継続します。 | |
復旧機能 | 異常が発生していた伝送路が復旧した場合、以下を行います。 | |
切離し機能 | “待機”状態の物理アダプターで異常が発生した場合、“待機”状態の物理アダプターの接続を切り離します。 | |
通信制御 | IPv4通信 | IPv4による以下の通信が行えます。 |
IPv6通信 | IPv6による以下の通信が行えます。
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タグVLAN通信 | タグVLAN(IEEE802.1Q)通信により、仮想的な複数のネットワークが構築できます。 | |
スクリプト実行制御 | ユーザースクリプト実行機能 | 監視で異常を検出した場合、事前に用意したスクリプトを以下のタイミングで実行します。
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