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PRIMECLUSTER GLS for Windows ユーザーズガイド 4.3

1.3 GLSの動作条件

GLSの機能を利用するには、以下に示す動作条件および定量制限を満たす必要があります。

動作条件

表1.2 動作条件

環境

条件

備考

サポートOS

Windows Server 2003 R2, Standard Edition
Windows Server 2003 R2, Enterprise Edition
Windows Server 2003 R2, Standard x64 Edition
Windows Server 2003 R2, Enterprise x64 Edition
Windows Server 2008 Foundation
Windows Server 2008 Standard
Windows Server 2008 Enterprise
Windows Server 2008 Datacenter
Windows Server 2008 R2 Foundation
Windows Server 2008 R2 Standard
Windows Server 2008 R2 Enterprise
Windows Server 2008 R2 Datacenter

サポートハードウェア(NIC)

PRIMERGYシリーズ
PRIMEQUESTシリーズ

詳細は、GLSの「ソフトウェア説明書」を参照してください。

対応プロトコル

IP (Internet Protocol) Version 4
IP (Internet Protocol) Version 6

対応ネットワーク機器

MACアドレスの学習機能をもつスイッチ

タグVLANによる通信を行う場合は、IEEE802.1Q規格をサポートしている必要があります。

IPアドレスが設定でき、pingに応答するスイッチまたはネットワーク機器

ping監視に必要です。

仮想アダプター間の物理アダプター共有

同一アダプターを使用

WindowsのTCP/IPでは、1つのアダプターに複数のIPアドレスを設定することが可能なため、1つのVLAN上に複数の仮想アダプターを作成する必要はありません。

注意

以下の場合、GLSの仮想アダプターは利用できません。

  • ネットワークアプリケーションで、通信パケットの受信アダプターまでを確認する場合

  • Windows ServerのNLB(Network Load Balancing)を使用する場合

定量制限

表1.3 定量制限

項目

仕様

備考

束ねられるLANアダプター数

1仮想アダプターにつき2つまで

GLSが束ねるアダプターとして、GLSの仮想アダプターは指定できません。

IPアドレスの定義数

Windowsの制限に依存

GLSとしての制限はありません。

MACアドレスの定義数

ユニキャスト

1つ

マルチキャスト

設定不可

ブロードキャスト

仮想アダプターの定義数

最大16個

設定は、hanetconfigコマンドを使用します。詳細は、“6.2.2 hanetconfig”を参照してください。

VLAN IDの値の範囲

1~4095

仮想アダプター間でVLAN IDを重複させることはできません。

設定は、hanetconfigコマンドを使用します。詳細は、“6.2.2 hanetconfig”を参照してください。