機能説明
各デーモンに対して、以下の操作を行います。
一時停止
再開
状態確認
コマンド形式
コマンド形式を以下に示します。
# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrl { -active | -inactive | -view } [ all | alert | status | trace | process ] [ -sid ORACLE_SID ] <ENTER> |
オプション
[第1パラメタ]
デーモンの再開を行います。
デーモンの一時停止を行います。
デーモンの状態確認(表示)を行います。
[第2パラメタ]
すべての監視デーモンを対象とします。
アラートログの監視デーモンを対象とします。
Oracle状態の監視デーモンを対象とします。
トレースファイルの監視デーモンを対象とします。
プロセスの監視デーモンを対象とします。
[第3パラメタ]
指定されたORACLE_SIDを環境情報として、Oracleを監視しているデーモンを対象とします。
実行に必要な権限/実行環境
監視対象となるサーバ上で実行します。
(運用管理サーバにインストールされているOracleを監視する場合は、運用管理サーバ上で実行します。)
スーパーユーザ(root)で実行する必要があります。
注意
第1パラメタ設定時の注意事項
「-view」が指定された場合は、それ以降のパラメタは無視されます。
第2パラメタ設定時の注意事項
all/alert/status/trace/processは組み合わせて指定することはできません。
省略した場合は、すべての監視デーモンを対象とします。
第3パラメタ設定時の注意事項
ORACLE_SIDは、all/alert/status/trace/processと組み合わせて指定することが可能です。
省略した場合は、すべてのORACLE_SIDを対象とします。
デーモンの状態確認(表示)では、表示対象とするOracle(ORACLE_SID)を指定することはできません。
デーモンの状態確認(表示)では、起動していないデーモンは表示されません。
以下の操作を連続して行う場合、各操作の間隔を30秒以上あけてください。
ポリシーの配付
デーモンの再起動コマンドの実行
当コマンドによる監視の一時停止および再開